小湊鐵道、上総大久保の夫婦銀杏は...(2)
いよいよ30日で年内の仕事は終了。だけど、今年の年末年始は自宅から出る予定が今のところ一切なくて。
一応、スケジュール調整中。もしかしたら、年始に突如、出撃するかもしれないのだが、趣味活動とは関係ないところで年始早々、自分の身に大きな変化が予定されており。気持ちは固まっているのだが...
ちなみに、1月末には自宅の引っ越しが控えており。引っ越し先は同じ井の頭線沿いの2駅先になる。吉祥寺には近くなるのだが...
ブログ移転も1月に予定している。多くの変化が訪れそうな、2025年の年始となりそう。
それを控えて、アレコレ、忙しい年末なのである。
ということで、引き続き、12月はじめの小湊鐵道撮影記。

【2024年12月1日10時44分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
「上総大久保の夫婦銀杏は、こう撮りたい!!」みたいな映像が間違いなくアタマの中にあって。
駅の月崎側のカーブの付近から駅と銀杏を入れて構える構図。でも、銀杏に光があたるのは昼過ぎのごく短い時間に限られてしまう。
それまでは、他の人達とともに、その銀杏の木の下に立って上総大久保駅に進入してくるキハの姿を。
…… ……
2024年12月1日(日)晴れ
上総大久保駅前の夫婦銀杏、光が回るのは昼過ぎの...13時前後の僅かな時間に限られる。
房総半島には「山」と呼べそうなほど高い山はないのだが、内房(養老川流域)と外房(夷隅川流域)を隔てる分水嶺にもほど近い、この付近は小高い丘のような...
そうなると、わずかに開けた土地に敷かれた小湊鐵道の線路沿いまで光が射す時間帯は限られてしまい。
でも、すでに多くの方々が集まってカメラを構えており。そういうときは、他の方の邪魔にならないよう、先にカメラを構えている人たちに混ざって、自分も同じような撮り方をすることになり。

【2024年12月1日10時44分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
銀杏の木の真下に陣取って築堤の大カーブを抜け、駅に進入してくるところ。列車写真を撮る位置に並んでいる方が多く。
ということで、自分もそれに混ざって。
先ほど、自分が乗ってきた第9A列車はその“分水嶺”の先、大多喜町に入ったところの上総中野駅で折返して、上総大久保駅 10:44発の第18A列車として戻って来る。つまり、確実にキハ200形3両編成なのは確実。
単行だと間延びしてしまう構図でも、3連だと迫力のある編成写真となって。光線状態も良いので編成全景を入れてサイドがちに。
この第18A列車と里見駅で交換するのが、第581A列車「急行1号」である。
こちらはキハ40形2連。

【2024年12月1日11時15分】 小湊鉄道線・月崎-上総大久保駅
ちょっと短めの編成になるので、秋晴れの青空と晩秋の“里山”の風景を入れて。
カーブを、上総大久保駅に進入してくるキハ40形2連。「東北色」とタラコ色、平成初期の東北のローカル線のような列車である。

【2024年12月1日11時15分】 小湊鉄道線・月崎-上総大久保駅
秋らしいオレンジ色「かずさ」ヘッドマークは少し小さくなってしまったが、ほぼ思い通りの画が撮れて。
この日はいつもと違って、「急行列車の記録」より「銀杏」を重視しているわけだが、それでも、観光急行列車の姿写真は残しておきたいわけで。
さぁ、これを撮れば、まもなく正午。
肝心の夫婦銀杏にも、徐々に陽射しが...。やはり、周囲の方も同じように考える方が多かったのか、「急行1号」の通過が合図のような感じで、皆さん、カメラと三脚を抱えてあぜ道を大移動。

【2024年12月1日11時57分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
さぁ、いよいよお目当ての地点に移動して。
まず、迎えるのは第582A列車「急行2号」である。ちょうど正午に上総大久保駅通過。(踏切機などの関係か、一瞬だけ停車する)
ただ、残念ながら、まだちょっと銀杏の木は陰に入っている。

【2024年12月1日11時58分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
夫婦銀杏にスッキリと光が回るのは、あと1〜2時間後だろうか。「急行3号」「急行4号」のときに期待するわけで。

【2024年12月1日11時58分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
もちろん、そんな事を考える前に急ぎ、三脚からEOSくんを外して手持ちで通過していくキハの姿を。
白基調の「東北色」は順光下では輝いてくれるのである。

【2024年12月1日11時59分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
築堤上の大カーブを過ぎて県道の踏切を通過すると、列車は大久保隧道を通過して「のだっぽり」に差し掛かる。
その大カーブ上、望遠で狙うとヘッドマークに光が回ってくれて。
そして、「急行2号」と里見駅ですれ違って下ってくるのが第13A列車。こちらもキハ200形の3両編成。ただ、こちらは雨樋に朱色が入っていない車両だけでの3両編成。
その折返しが上総大久保駅 13:13発の第22A列車。やはり、同じシーンを撮るならヘッドライトが点灯しているときの方が良いわけで。

【2024年12月1日13時13分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
さぁ、そのキハが上総大久保駅に戻ってきた。
そう難しいカットではなくても、この画が撮れるのは1年間でこの時だけ。やはり、そのチャンスとなれば緊張するのである。

【2024年12月1日13時14分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
まだ、ちょっとだけ銀杏に光が回りきっていないだろうか。でも、ほぼ思い描いた画が撮れて。
しかも、朱色とクリーム色のツートンカラー、“小湊色”はこういう風景に非常によく映えるのである。 (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。

にほんブログ村
一応、スケジュール調整中。もしかしたら、年始に突如、出撃するかもしれないのだが、趣味活動とは関係ないところで年始早々、自分の身に大きな変化が予定されており。気持ちは固まっているのだが...
ちなみに、1月末には自宅の引っ越しが控えており。引っ越し先は同じ井の頭線沿いの2駅先になる。吉祥寺には近くなるのだが...
ブログ移転も1月に予定している。多くの変化が訪れそうな、2025年の年始となりそう。
それを控えて、アレコレ、忙しい年末なのである。
ということで、引き続き、12月はじめの小湊鐵道撮影記。
【2024年12月1日10時44分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
「上総大久保の夫婦銀杏は、こう撮りたい!!」みたいな映像が間違いなくアタマの中にあって。
駅の月崎側のカーブの付近から駅と銀杏を入れて構える構図。でも、銀杏に光があたるのは昼過ぎのごく短い時間に限られてしまう。
それまでは、他の人達とともに、その銀杏の木の下に立って上総大久保駅に進入してくるキハの姿を。
…… ……
2024年12月1日(日)晴れ
上総大久保駅前の夫婦銀杏、光が回るのは昼過ぎの...13時前後の僅かな時間に限られる。
房総半島には「山」と呼べそうなほど高い山はないのだが、内房(養老川流域)と外房(夷隅川流域)を隔てる分水嶺にもほど近い、この付近は小高い丘のような...
そうなると、わずかに開けた土地に敷かれた小湊鐵道の線路沿いまで光が射す時間帯は限られてしまい。
でも、すでに多くの方々が集まってカメラを構えており。そういうときは、他の方の邪魔にならないよう、先にカメラを構えている人たちに混ざって、自分も同じような撮り方をすることになり。
【2024年12月1日10時44分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
銀杏の木の真下に陣取って築堤の大カーブを抜け、駅に進入してくるところ。列車写真を撮る位置に並んでいる方が多く。
ということで、自分もそれに混ざって。
先ほど、自分が乗ってきた第9A列車はその“分水嶺”の先、大多喜町に入ったところの上総中野駅で折返して、上総大久保駅 10:44発の第18A列車として戻って来る。つまり、確実にキハ200形3両編成なのは確実。
単行だと間延びしてしまう構図でも、3連だと迫力のある編成写真となって。光線状態も良いので編成全景を入れてサイドがちに。
この第18A列車と里見駅で交換するのが、第581A列車「急行1号」である。
こちらはキハ40形2連。
【2024年12月1日11時15分】 小湊鉄道線・月崎-上総大久保駅
ちょっと短めの編成になるので、秋晴れの青空と晩秋の“里山”の風景を入れて。
カーブを、上総大久保駅に進入してくるキハ40形2連。「東北色」とタラコ色、平成初期の東北のローカル線のような列車である。
【2024年12月1日11時15分】 小湊鉄道線・月崎-上総大久保駅
秋らしいオレンジ色「かずさ」ヘッドマークは少し小さくなってしまったが、ほぼ思い通りの画が撮れて。
この日はいつもと違って、「急行列車の記録」より「銀杏」を重視しているわけだが、それでも、観光急行列車の姿写真は残しておきたいわけで。
さぁ、これを撮れば、まもなく正午。
肝心の夫婦銀杏にも、徐々に陽射しが...。やはり、周囲の方も同じように考える方が多かったのか、「急行1号」の通過が合図のような感じで、皆さん、カメラと三脚を抱えてあぜ道を大移動。
【2024年12月1日11時57分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
さぁ、いよいよお目当ての地点に移動して。
まず、迎えるのは第582A列車「急行2号」である。ちょうど正午に上総大久保駅通過。(踏切機などの関係か、一瞬だけ停車する)
ただ、残念ながら、まだちょっと銀杏の木は陰に入っている。
【2024年12月1日11時58分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
夫婦銀杏にスッキリと光が回るのは、あと1〜2時間後だろうか。「急行3号」「急行4号」のときに期待するわけで。
【2024年12月1日11時58分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
もちろん、そんな事を考える前に急ぎ、三脚からEOSくんを外して手持ちで通過していくキハの姿を。
白基調の「東北色」は順光下では輝いてくれるのである。
【2024年12月1日11時59分】 小湊鉄道線・上総大久保-月崎
築堤上の大カーブを過ぎて県道の踏切を通過すると、列車は大久保隧道を通過して「のだっぽり」に差し掛かる。
その大カーブ上、望遠で狙うとヘッドマークに光が回ってくれて。
そして、「急行2号」と里見駅ですれ違って下ってくるのが第13A列車。こちらもキハ200形の3両編成。ただ、こちらは雨樋に朱色が入っていない車両だけでの3両編成。
その折返しが上総大久保駅 13:13発の第22A列車。やはり、同じシーンを撮るならヘッドライトが点灯しているときの方が良いわけで。
【2024年12月1日13時13分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
さぁ、そのキハが上総大久保駅に戻ってきた。
そう難しいカットではなくても、この画が撮れるのは1年間でこの時だけ。やはり、そのチャンスとなれば緊張するのである。
【2024年12月1日13時14分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
まだ、ちょっとだけ銀杏に光が回りきっていないだろうか。でも、ほぼ思い描いた画が撮れて。
しかも、朱色とクリーム色のツートンカラー、“小湊色”はこういう風景に非常によく映えるのである。 (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。

にほんブログ村
この記事へのコメント