水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタ(20)瀬戸内海を越えて
最近、空気が乾燥していて。
「撮る」には良いのだが生活には...
話す機会の多い仕事なので、どうしても喉をやられてしまう。こうなるとのど飴など無力な存在で。何だか、今年は例年より酷い気がするのである。

【2024年10月27日15時39分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
年内最後の、ヒコーキに乗っての“出撃”が迫ってきている。でも、そんな中でも淡々と10月27日の水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタの話題。
今年は、臨時列車の扱いで、国鉄型キハの4両編成が運転され。それを撮って、高松に向かうことにしたのだが...
…… ……
2024年10月27日(日)曇り一時雨
水島本線のダイヤ、最近は倉敷市駅の発車時刻に端数が付くものが多くなったが、全線単線で途中の交換可能駅が西富井、弥生、水島に限られるため、基本的には20分間隔で設定される。
その中に何カ所か40分間隔になるところがあり、そこにはJRから乗り入れてくる貨物列車が設定されているか、あるいは、臨時列車のスジになっているか。
昨年までは、倉敷貨物ターミナルでのイベント終了のタイミング(15時、倉タ発)に合わせて定期列車(所定:MRT単行)を国鉄型キハ編成で代走させ、そのまま1~2往復、定期列車として走った上で入庫するという流れだったが、今年は臨時列車として(上りのみ)設定され。
14時台の列車で一足早く帰路に就いたのは、途中でその臨時列車を撮りたかったから。

【2024年10月27日15時07分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
ただ、いつも通り“初動の遅さ”が自分のプランの選択肢の幅を狭めて...
岡山-羽田のヒコーキ、ANAの最終便は岡山空港を20時発、それなら、倉敷で夕食をとってから向かっても良いのだが、このイベントに“参戦”するかどうか迷っていた時期があって...。
「行く!!」と決めた時期には満席だったのである。
ただ、<鉄>のクセして新幹線移動がキライな<変態鉄>、どうしてもヒコーキ。ということで、高松からの最終便を予約したのだった。瀬戸大橋を通って夕方までに高松に行かないと...。
そういうときに便利なのが、下津井電鉄バス「塩生線」。倉敷駅からJR瀬戸大橋線の児島駅に出ることができて。最近の地方の路線バスでは異例の毎時1~2本の高頻度運転。15時半のバスに乗れば17時台に高松に着くことができて。
だから、浦田駅近くでキハの上りだけ撮って、大急ぎで浦田駅前バス停に行けば何とか間に合うのである。返しの回送は諦めて。
上り倉敷市ゆき第36列車はMRT306号車の単行に戻っており。むしろ、これが普段の休日の水臨。

【2024年10月27日15時17分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
先ほどのMRT単行の倉敷市ゆきが西富井駅で交換するのが、自分がここまで乗ってきた2連、第33列車である。
そして、それが隣の弥生駅で交換するのが...
【2024年10月27日15時39分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
15:26、定刻でキハの4連。晴れると光線状態はそれほど良くない場所なのだが、このドン曇りが幸いして。
先頭が水色の「水島色」のキハ37なのは運用上の都合、それでも、4両で4色。キハらしい編成を撮ることができたのは大満足だった。4両編成の全体をスッキリ撮れる場所...というのは、なかなか思いつかない水臨沿線。
歩道橋からのお手軽カットだが、これはこれで貴重な記録になったのだった。

【2024年10月27日15時43分】 岡山県倉敷市福田町浦田・浦田駅前バス停
さぁ、カメラをバッグに詰め込んで...
浦田駅前バス停に急いだのだった。キハの通過から9分後、バスは15:35発。
バス停に着くと、ちょうど反対側、倉敷駅前ゆきのバスが通過。バス停ポールと絡めて。バスの後ろには浦田駅の駐輪場が写っている。

【2024年10月27日15時44分】 岡山県倉敷市福田町浦田・浦田駅前バス停
ちょうど駅の真っ正面にあるのが浦田駅前バス停。
倉敷から浦田を経由し、南へ進んで児島に至る路線だが、弥生駅の先まで水島臨海鉄道の線路とは、だいたい1 kmほど東を並走するようなルート。その中で唯一、浦田付近だけは線路沿いを通っており。
浦田駅前-児島駅間は1時間ほど(680円)、浦田-倉敷-岡山-児島と列車で回るよりも(乗り換え時間の関係で)有利になることがあって。
でも、こういうときに限ってバスは10分ほどの遅れで到着。途中、地元の方の乗降も多く、自分も辛うじて座ることができた。
福田運動公園のバス停で乗ってきた人たちは大きな紙袋に大相撲の巡業のパンフやらグッズやら。混雑は大相撲の巡業も関係していそう。そんなわけで、工業地帯の中のアップダウンを走り、児島駅前には16時半過ぎ。
写真を撮っている時間も無い。

【2024年10月27日17時24分】 予讃線・高松駅
大急ぎで高松までの乗車券、ホームへと続く階段を駆け上がると、そこには児島駅 16:35発、快速「マリンライナー41号」。5005号車に相席ながら空席を見つけて。
夕暮れの瀬戸大橋を順調に...、でも、四国の陸地が見えてきてスピードダウン。
「先行列車が遅れており...」、宇多津駅のすぐ手前、あの分岐の手前の高架上で停車してしまって。そのまま待つこと数分。
結局、坂出駅には5分遅れ、予讃線を猛然とダッシュするも、そのままの遅れで高松駅着。
その「マリンライナー」の姿を撮っていたら、ぬぁんと...
線路内にレンズキャップを落としてしまい...
ハプニングとアクシデント続きだったのである。改札口の駅員さんにお願いして拾ってもらって。
実はこの間、倉タからずっとトイレを我慢していた<変態鉄>、もう泣きそうだったのである。駅ビルのトイレに駆け込んで。それが昨日の記事に書いた話のウラだったのである。
ホッと一安心。駅を出て通い慣れた道を高松築港駅へと。

券売機できっぷを買って改札鋏を入れてもらって。
でも、ハプニングはこれだけで終わらない。

【2024年10月27日17時44分】 高松琴平電鉄琴平線・高松築港駅
琴平線は一宮駅で車輌不具合があったそうでダイヤが乱れており。所定17:30発の琴電琴平ゆきは1200形2連。
5分ほど遅れて入線、いつも以上に慌ただしく折り返して。(つづく)
…… ……
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「撮る」には良いのだが生活には...
話す機会の多い仕事なので、どうしても喉をやられてしまう。こうなるとのど飴など無力な存在で。何だか、今年は例年より酷い気がするのである。
【2024年10月27日15時39分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
年内最後の、ヒコーキに乗っての“出撃”が迫ってきている。でも、そんな中でも淡々と10月27日の水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタの話題。
今年は、臨時列車の扱いで、国鉄型キハの4両編成が運転され。それを撮って、高松に向かうことにしたのだが...
…… ……
2024年10月27日(日)曇り一時雨
水島本線のダイヤ、最近は倉敷市駅の発車時刻に端数が付くものが多くなったが、全線単線で途中の交換可能駅が西富井、弥生、水島に限られるため、基本的には20分間隔で設定される。
その中に何カ所か40分間隔になるところがあり、そこにはJRから乗り入れてくる貨物列車が設定されているか、あるいは、臨時列車のスジになっているか。
昨年までは、倉敷貨物ターミナルでのイベント終了のタイミング(15時、倉タ発)に合わせて定期列車(所定:MRT単行)を国鉄型キハ編成で代走させ、そのまま1~2往復、定期列車として走った上で入庫するという流れだったが、今年は臨時列車として(上りのみ)設定され。
14時台の列車で一足早く帰路に就いたのは、途中でその臨時列車を撮りたかったから。
【2024年10月27日15時07分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
ただ、いつも通り“初動の遅さ”が自分のプランの選択肢の幅を狭めて...
岡山-羽田のヒコーキ、ANAの最終便は岡山空港を20時発、それなら、倉敷で夕食をとってから向かっても良いのだが、このイベントに“参戦”するかどうか迷っていた時期があって...。
「行く!!」と決めた時期には満席だったのである。
ただ、<鉄>のクセして新幹線移動がキライな<変態鉄>、どうしてもヒコーキ。ということで、高松からの最終便を予約したのだった。瀬戸大橋を通って夕方までに高松に行かないと...。
そういうときに便利なのが、下津井電鉄バス「塩生線」。倉敷駅からJR瀬戸大橋線の児島駅に出ることができて。最近の地方の路線バスでは異例の毎時1~2本の高頻度運転。15時半のバスに乗れば17時台に高松に着くことができて。
だから、浦田駅近くでキハの上りだけ撮って、大急ぎで浦田駅前バス停に行けば何とか間に合うのである。返しの回送は諦めて。
上り倉敷市ゆき第36列車はMRT306号車の単行に戻っており。むしろ、これが普段の休日の水臨。
【2024年10月27日15時17分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅付近
先ほどのMRT単行の倉敷市ゆきが西富井駅で交換するのが、自分がここまで乗ってきた2連、第33列車である。
そして、それが隣の弥生駅で交換するのが...
15:26、定刻でキハの4連。晴れると光線状態はそれほど良くない場所なのだが、このドン曇りが幸いして。
先頭が水色の「水島色」のキハ37なのは運用上の都合、それでも、4両で4色。キハらしい編成を撮ることができたのは大満足だった。4両編成の全体をスッキリ撮れる場所...というのは、なかなか思いつかない水臨沿線。
歩道橋からのお手軽カットだが、これはこれで貴重な記録になったのだった。
【2024年10月27日15時43分】 岡山県倉敷市福田町浦田・浦田駅前バス停
さぁ、カメラをバッグに詰め込んで...
浦田駅前バス停に急いだのだった。キハの通過から9分後、バスは15:35発。
バス停に着くと、ちょうど反対側、倉敷駅前ゆきのバスが通過。バス停ポールと絡めて。バスの後ろには浦田駅の駐輪場が写っている。
【2024年10月27日15時44分】 岡山県倉敷市福田町浦田・浦田駅前バス停
ちょうど駅の真っ正面にあるのが浦田駅前バス停。
倉敷から浦田を経由し、南へ進んで児島に至る路線だが、弥生駅の先まで水島臨海鉄道の線路とは、だいたい1 kmほど東を並走するようなルート。その中で唯一、浦田付近だけは線路沿いを通っており。
浦田駅前-児島駅間は1時間ほど(680円)、浦田-倉敷-岡山-児島と列車で回るよりも(乗り換え時間の関係で)有利になることがあって。
でも、こういうときに限ってバスは10分ほどの遅れで到着。途中、地元の方の乗降も多く、自分も辛うじて座ることができた。
福田運動公園のバス停で乗ってきた人たちは大きな紙袋に大相撲の巡業のパンフやらグッズやら。混雑は大相撲の巡業も関係していそう。そんなわけで、工業地帯の中のアップダウンを走り、児島駅前には16時半過ぎ。
写真を撮っている時間も無い。
【2024年10月27日17時24分】 予讃線・高松駅
大急ぎで高松までの乗車券、ホームへと続く階段を駆け上がると、そこには児島駅 16:35発、快速「マリンライナー41号」。5005号車に相席ながら空席を見つけて。
夕暮れの瀬戸大橋を順調に...、でも、四国の陸地が見えてきてスピードダウン。
「先行列車が遅れており...」、宇多津駅のすぐ手前、あの分岐の手前の高架上で停車してしまって。そのまま待つこと数分。
結局、坂出駅には5分遅れ、予讃線を猛然とダッシュするも、そのままの遅れで高松駅着。
その「マリンライナー」の姿を撮っていたら、ぬぁんと...
線路内にレンズキャップを落としてしまい...
ハプニングとアクシデント続きだったのである。改札口の駅員さんにお願いして拾ってもらって。
実はこの間、倉タからずっとトイレを我慢していた<変態鉄>、もう泣きそうだったのである。駅ビルのトイレに駆け込んで。それが昨日の記事に書いた話のウラだったのである。
ホッと一安心。駅を出て通い慣れた道を高松築港駅へと。
券売機できっぷを買って改札鋏を入れてもらって。
でも、ハプニングはこれだけで終わらない。
【2024年10月27日17時44分】 高松琴平電鉄琴平線・高松築港駅
琴平線は一宮駅で車輌不具合があったそうでダイヤが乱れており。所定17:30発の琴電琴平ゆきは1200形2連。
5分ほど遅れて入線、いつも以上に慌ただしく折り返して。(つづく)
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