水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタ(6)津山まなびの鉄道館(後編)
今日の話題に入る前に。
以前、お知らせしたこのブログを掲載している、SSブログのサービス終了の件。3月末での“廃止”を前に、今日付で新規ブログの登録ができなくなる。
つまり、SSブログで公開する「金失いの道ゆけば」は“Part 2”を以て終了することが確定するのである。
前身のSo-netブログ時代にスタートして以来、13年半続けてきた拙ブログ、今後の方針は今月中に決めたいと思っている次第。
そのSo-netブログのスタートが2004年だったというから、今年でちょうど20年、その年にサービスを終えることになるとのことで。
このあたり、Seesaaブログへの移行について、今月中に情報が出てくるそうなので、新ブログについて決まったら、また、お知らせしたい次第。
「ブログ」自体の退潮傾向は否定できないものの、そんな中でも拙ブログは続けられる限り、続けていきたいと思っているので、引き続き、ご覧いただければ幸い。

【2024年10月27日14時03分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
さて、引き続き、10月の水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタの話題。
10月27日に開催された倉敷貨物ターミナルのイベント、例年、当日の朝のヒコーキで岡山へと向かっていたが、今年は気合いを入れて前日のうちに。
そして、「津山まなびの鉄道館」を訪れたのだった。…… ……
2024年10月26日(土)曇り
「みまスロ」で何度も撮りに通ったキハ58+キハ28の屋外展示を撮ることが、この日の最大のお目当てだった訳だが...

【2024年10月26日12時47分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
ちょっとだけ展示室も覗いてみたのだった。
国鉄時代の制服、でも、その背後の琺瑯の駅名表示の方が気になるのである。表面の剥がれ具合などからしてレプリカでは無く...
そして、電報が一般的に通信手段として使われていた時代の...

【2024年10月26日12時47分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
上段は115系あたりの表示器だろうか、それにしても「赤穂線」表示とは...
下には歴史的なものから最近のものまでサボが展示されており。
急行「みささ・みまさか」は自分としては実見することが叶わなかった世代なので...

【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
こちらは、いろいろな展示施設で見かける“お稲荷さん”、タブレット閉塞の...
衣浦臨海鉄道で“いまなお現役”だっただろうか。岡山県内では、因美線が最後だったと思われ。
鉄道電話などの周辺のものも一通り、揃っており。奥のものには「タブレット△確認」のテプラが。

【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
そして、キャリア。
なぜか、<鉄>の中でも、コレをタブレットだと思っている方がいるようで...
“本体”はあの朱色の箱から取り出される真鍮製の円盤である。

【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
そう、因美線内で急行「砂丘」号は通過収受があって。写真では何度も見たことがある。
世代的に「撮りに行こうと思えば行けた」だけに、当時、まったく興味を持たなかった自分が...何とも悔しいのである。

【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
タブレット閉塞当時のものと思われるスタフ。運転士さんが持っていて、乗務する列車の運転台に立てかける、あの時刻表である。
てっきり、因美線急行「砂丘」あたりのものかと思っていたら、よく見れば津山機関区でも姫新線の駅名が並んでおり。
どうやら、臨時列車(貨物??)のもののようで、上の方に「DE10」の文字が読める。
その駅名の上に赤で四角や丸の記号があって。これが各区間のタブレット(の真ん中の穴)の形だろうか。
さて、その展示室を出ると...

【2024年10月26日12時53分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
カメラを持ってブラブラしている<変態鉄>、職員の方から声をかけられて。
「パンフレットにも載せていない話」として教えていただいたのである。
展示室になっている旧津山機関区事務所、その四隅の柱は、よく見るとレールを転用しているとのこと。
確かに!! 気を付けていないと見過ごしてしまうが、壁面はコンクリートブロックに見えるが、確かに隅にはレールが使われており。

【2024年10月26日12時51分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
鉄製のレール、陽刻で製造所や年月を入れているものだが、この柱では「1923」という製造年とドイツのメーカーを示す刻印が確認できるとのこと。
意図的なのかどうかは分からないが、ちょうど人の目線の高さあたりに、ちょうどその刻印が来ており。
津山機関区は1923年に開設されており。ちょうどその頃のレールだが、もちろん、本来の役目で使われ、その後、古レールとして建屋の柱に転用されたものと思われ。
探せば、他の支柱にも他の欧州メーカーの刻印が入ったレールが使われているようで。
もちろん、現在は国内の製鉄会社がレールを製造しており。でも、明治から大正期にかけては輸入レールも数多く使われていた筈で。
機関区だけでなく津山駅ホーム上屋にも、そうした時代の古レールが残されているのだとか。

【2024年10月26日12時52分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
ということで...
でも、撮るのは難しいのである。塗装されたレール、写真のコントラストを上げても刻印は見づらく。
何とか「1923」の年号は読み取れるように...
ちょっとしたサプライズだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。

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つまり、SSブログで公開する「金失いの道ゆけば」は“Part 2”を以て終了することが確定するのである。
前身のSo-netブログ時代にスタートして以来、13年半続けてきた拙ブログ、今後の方針は今月中に決めたいと思っている次第。
そのSo-netブログのスタートが2004年だったというから、今年でちょうど20年、その年にサービスを終えることになるとのことで。
このあたり、Seesaaブログへの移行について、今月中に情報が出てくるそうなので、新ブログについて決まったら、また、お知らせしたい次第。
「ブログ」自体の退潮傾向は否定できないものの、そんな中でも拙ブログは続けられる限り、続けていきたいと思っているので、引き続き、ご覧いただければ幸い。
【2024年10月27日14時03分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
さて、引き続き、10月の水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタの話題。
10月27日に開催された倉敷貨物ターミナルのイベント、例年、当日の朝のヒコーキで岡山へと向かっていたが、今年は気合いを入れて前日のうちに。
そして、「津山まなびの鉄道館」を訪れたのだった。…… ……
2024年10月26日(土)曇り
「みまスロ」で何度も撮りに通ったキハ58+キハ28の屋外展示を撮ることが、この日の最大のお目当てだった訳だが...
【2024年10月26日12時47分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
ちょっとだけ展示室も覗いてみたのだった。
国鉄時代の制服、でも、その背後の琺瑯の駅名表示の方が気になるのである。表面の剥がれ具合などからしてレプリカでは無く...
そして、電報が一般的に通信手段として使われていた時代の...
【2024年10月26日12時47分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
上段は115系あたりの表示器だろうか、それにしても「赤穂線」表示とは...
下には歴史的なものから最近のものまでサボが展示されており。
急行「みささ・みまさか」は自分としては実見することが叶わなかった世代なので...
【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
こちらは、いろいろな展示施設で見かける“お稲荷さん”、タブレット閉塞の...
衣浦臨海鉄道で“いまなお現役”だっただろうか。岡山県内では、因美線が最後だったと思われ。
鉄道電話などの周辺のものも一通り、揃っており。奥のものには「タブレット△確認」のテプラが。
【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
そして、キャリア。
なぜか、<鉄>の中でも、コレをタブレットだと思っている方がいるようで...
“本体”はあの朱色の箱から取り出される真鍮製の円盤である。
【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
そう、因美線内で急行「砂丘」号は通過収受があって。写真では何度も見たことがある。
世代的に「撮りに行こうと思えば行けた」だけに、当時、まったく興味を持たなかった自分が...何とも悔しいのである。
【2024年10月26日12時49分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
タブレット閉塞当時のものと思われるスタフ。運転士さんが持っていて、乗務する列車の運転台に立てかける、あの時刻表である。
てっきり、因美線急行「砂丘」あたりのものかと思っていたら、よく見れば津山機関区でも姫新線の駅名が並んでおり。
どうやら、臨時列車(貨物??)のもののようで、上の方に「DE10」の文字が読める。
その駅名の上に赤で四角や丸の記号があって。これが各区間のタブレット(の真ん中の穴)の形だろうか。
さて、その展示室を出ると...
【2024年10月26日12時53分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
カメラを持ってブラブラしている<変態鉄>、職員の方から声をかけられて。
「パンフレットにも載せていない話」として教えていただいたのである。
展示室になっている旧津山機関区事務所、その四隅の柱は、よく見るとレールを転用しているとのこと。
確かに!! 気を付けていないと見過ごしてしまうが、壁面はコンクリートブロックに見えるが、確かに隅にはレールが使われており。
【2024年10月26日12時51分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
鉄製のレール、陽刻で製造所や年月を入れているものだが、この柱では「1923」という製造年とドイツのメーカーを示す刻印が確認できるとのこと。
意図的なのかどうかは分からないが、ちょうど人の目線の高さあたりに、ちょうどその刻印が来ており。
津山機関区は1923年に開設されており。ちょうどその頃のレールだが、もちろん、本来の役目で使われ、その後、古レールとして建屋の柱に転用されたものと思われ。
探せば、他の支柱にも他の欧州メーカーの刻印が入ったレールが使われているようで。
もちろん、現在は国内の製鉄会社がレールを製造しており。でも、明治から大正期にかけては輸入レールも数多く使われていた筈で。
機関区だけでなく津山駅ホーム上屋にも、そうした時代の古レールが残されているのだとか。
【2024年10月26日12時52分】 岡山県津山市大谷・津山まなびの鉄道館
ということで...
でも、撮るのは難しいのである。塗装されたレール、写真のコントラストを上げても刻印は見づらく。
何とか「1923」の年号は読み取れるように...
ちょっとしたサプライズだった。(つづく)
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