下北半島へ、憧れの「キハ22」に会いに(18)
今日の話題に入る前に。
つい先日、Canon から愛機 EOS R6 の修理完了の連絡が届いた。見積もり通りの請求額になった...ということは、他には不具合が見つからなかったということで。
こんどの週末には、房総にキハを撮りに“出撃”したいと思っている。
そう、市原市と大多喜町に跨がる養老渓谷、その周辺の紅葉も徐々に見頃を迎えつつあるようで。上総大久保駅近くのあの銀杏、ぜひリベンジしたいと思っている。
でも、そんな中、房総の鉄道に暗い影を落とすのが、いすみ鉄道の“長期運休”。10月の朝、国吉駅近くで発生した脱線事故、当初は10月中の運転再開予定となっていたが、「来春まで」になり、いまでは「未定」となっているようで。
大原 ~ 大多喜間だけを先行して復旧させる...などという話も。枕木の交換だけで無くバラストの突き固め、レール自体の交換など、資機材の購入費だけでなく、作業に従事する人員の確保も課題になりそう。
そのためには、自治体の支援...となるわけだが、相当な金額になるのは容易に予想できるわけで、いまのところ県も地元自治体も支援に前向きなようだが、具体的な金額が見えてきた段階で、そう簡単に話がまとまるのか、<変態鉄>としても非常に心配しているところ。

【2014年11月23日12時30分】 いすみ鉄道線・小谷松-大多喜
キハ52 125号車の検査期限も迫る中、自分としては、もう一度、キハ52形が走る姿を撮りたいと思っている次第。
房総のキハのことは、いつも気になっている<変態鉄>なのである。
さて、引き続き、10月20日の大畑駅でのキハ22形撮影記。
夕暮れ前の時間に下北駅までタクシーで戻ってきた。次の列車は17時の野辺地ゆき。それまでしばらくの間、下北駅の駅舎内で。
列車別改札制が徹底されている分、駅舎内で待つ人は意外と多く、ベンチには座りきれず、自分も改札付近で立って待っていたのだった。
…… ……
2024年10月20日(日)晴れ
16時の下北駅。

【2024年10月20日16時03分】 青森県むつ市下北町・下北駅
駅前にはバスロータリーも整備されており、駅員さんもいる駅で思ったよりも賑わっているのである。
このトンガリ屋根の駅舎ができたのは2009年のこと。つまり、下北交通大畑線の廃止からは8年後、このときに大畑線があったことを示す“遺構”はこの周囲から完全に消えたのだろうか。
写真の左側、ホームの後ろの柵と駐車スペースの間に線路があったと思われる。この駅舎ができるまでは、大畑線の0キロポストも残されたままだった...とか。

【2024年10月19日16時51分】 大湊線・下北駅
駅舎の壁には新駅舎完成記念のタオル(?)が額に入れられ。
八戸からの快速列車としてキハ100形2連が16:48着、やはり、多くの乗客が改札口へ。
このキハ2連がいったん大湊駅に行って、そして、折り返して、下北駅を17:05発の野辺地ゆきになるのだが、そのわずか20分あまりだが、下り列車から降りてきた乗客の集札作業が終わると、2人の駅員さんは窓口を閉めて。
「このあとは改札は行いませんので、そのままホームへ...」
駅の営業時間は終わり。17時からは駅員無配置になり。

【2024年10月19日17時02分】 大湊線・下北駅
ということで、(ちょっと寒いが)早めにホームへ。
現在の大湊線、「はまなすベイライン」という路線愛称が付けられていて。駅名板もそのイメージで。

【2024年10月19日17時05分】 大湊線・下北駅
現在の下北駅は単式のホームとなっているわけだが、意外とホーム幅は広く。改札を通って構内通路のようなところを少し進んでスロープを上がる...、かつては1面2線の島式ホームだった名残だろうか。
観光客と地元の方で20~30名がホームで待っていただろうか。
ただ、キハ2連だから座れない心配は無さそう。こういうとき、<鉄>は得なのである。皆さん、テキトーに「2両乗車位置」に並んでいるが、<変態鉄>はちゃんと考えて「ワンマン乗車位置」に並んでおり。
そう、駅員さんが勤務している間は全部のドアが開くが、窓口の営業時間が過ぎると先頭車両の後ろドアしか開かなくなるわけで。

【2024年10月19日17時15分】 大湊線・下北駅
さぁ、日が暮れて周囲に夜がやってくる頃、向こうの方からキハのヘッドライトの灯りが。

【2024年10月19日18時15分】 大湊線・野辺地駅
前側のキハ100-201号車のボックスシート。窓が大きいのが100系の特徴でもあるが、発車直後から真っ暗で何も見えず。でも、陸奥横浜駅で下り列車と交換しただろうか。あちらは帰宅時間帯にあたっているようで乗客も多そう。
のんびりしていると1時間ほどで野辺地駅。

【2024年10月19日18時18分】 青い森鉄道線・野辺地駅
跨線橋を渡っていちばん奥のホームから、18:08発の青森ゆき。
やはり、701系2連のワンマン電車だが、ロングシートとボックスシートが千鳥状に配置されている車輌だった。<変態鉄>はロングシートで。
当日のメモには、「青い森700-3」と車番のメモ。

【2024年10月20日19時11分】 青い森鉄道線・青森駅
途中、青森市内に入る矢田前駅で高校生が大挙して乗ってきたが、それでも大した混雑になることは無く、19時前に青森駅へ。

今夜は全国チェーンのビジホ。それにしても、日本語で話す側が肩身が狭いくらい、大勢の外国人旅行客が青森にも訪れており。
この日は大浴場でノンビリした後、早めに眠ったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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つい先日、Canon から愛機 EOS R6 の修理完了の連絡が届いた。見積もり通りの請求額になった...ということは、他には不具合が見つからなかったということで。
こんどの週末には、房総にキハを撮りに“出撃”したいと思っている。
そう、市原市と大多喜町に跨がる養老渓谷、その周辺の紅葉も徐々に見頃を迎えつつあるようで。上総大久保駅近くのあの銀杏、ぜひリベンジしたいと思っている。
でも、そんな中、房総の鉄道に暗い影を落とすのが、いすみ鉄道の“長期運休”。10月の朝、国吉駅近くで発生した脱線事故、当初は10月中の運転再開予定となっていたが、「来春まで」になり、いまでは「未定」となっているようで。
大原 ~ 大多喜間だけを先行して復旧させる...などという話も。枕木の交換だけで無くバラストの突き固め、レール自体の交換など、資機材の購入費だけでなく、作業に従事する人員の確保も課題になりそう。
そのためには、自治体の支援...となるわけだが、相当な金額になるのは容易に予想できるわけで、いまのところ県も地元自治体も支援に前向きなようだが、具体的な金額が見えてきた段階で、そう簡単に話がまとまるのか、<変態鉄>としても非常に心配しているところ。
【2014年11月23日12時30分】 いすみ鉄道線・小谷松-大多喜
キハ52 125号車の検査期限も迫る中、自分としては、もう一度、キハ52形が走る姿を撮りたいと思っている次第。
房総のキハのことは、いつも気になっている<変態鉄>なのである。
さて、引き続き、10月20日の大畑駅でのキハ22形撮影記。
夕暮れ前の時間に下北駅までタクシーで戻ってきた。次の列車は17時の野辺地ゆき。それまでしばらくの間、下北駅の駅舎内で。
列車別改札制が徹底されている分、駅舎内で待つ人は意外と多く、ベンチには座りきれず、自分も改札付近で立って待っていたのだった。
…… ……
2024年10月20日(日)晴れ
16時の下北駅。
【2024年10月20日16時03分】 青森県むつ市下北町・下北駅
駅前にはバスロータリーも整備されており、駅員さんもいる駅で思ったよりも賑わっているのである。
このトンガリ屋根の駅舎ができたのは2009年のこと。つまり、下北交通大畑線の廃止からは8年後、このときに大畑線があったことを示す“遺構”はこの周囲から完全に消えたのだろうか。
写真の左側、ホームの後ろの柵と駐車スペースの間に線路があったと思われる。この駅舎ができるまでは、大畑線の0キロポストも残されたままだった...とか。
【2024年10月19日16時51分】 大湊線・下北駅
駅舎の壁には新駅舎完成記念のタオル(?)が額に入れられ。
八戸からの快速列車としてキハ100形2連が16:48着、やはり、多くの乗客が改札口へ。
このキハ2連がいったん大湊駅に行って、そして、折り返して、下北駅を17:05発の野辺地ゆきになるのだが、そのわずか20分あまりだが、下り列車から降りてきた乗客の集札作業が終わると、2人の駅員さんは窓口を閉めて。
「このあとは改札は行いませんので、そのままホームへ...」
駅の営業時間は終わり。17時からは駅員無配置になり。
【2024年10月19日17時02分】 大湊線・下北駅
ということで、(ちょっと寒いが)早めにホームへ。
現在の大湊線、「はまなすベイライン」という路線愛称が付けられていて。駅名板もそのイメージで。
【2024年10月19日17時05分】 大湊線・下北駅
現在の下北駅は単式のホームとなっているわけだが、意外とホーム幅は広く。改札を通って構内通路のようなところを少し進んでスロープを上がる...、かつては1面2線の島式ホームだった名残だろうか。
観光客と地元の方で20~30名がホームで待っていただろうか。
ただ、キハ2連だから座れない心配は無さそう。こういうとき、<鉄>は得なのである。皆さん、テキトーに「2両乗車位置」に並んでいるが、<変態鉄>はちゃんと考えて「ワンマン乗車位置」に並んでおり。
そう、駅員さんが勤務している間は全部のドアが開くが、窓口の営業時間が過ぎると先頭車両の後ろドアしか開かなくなるわけで。
【2024年10月19日17時15分】 大湊線・下北駅
さぁ、日が暮れて周囲に夜がやってくる頃、向こうの方からキハのヘッドライトの灯りが。
【2024年10月19日18時15分】 大湊線・野辺地駅
前側のキハ100-201号車のボックスシート。窓が大きいのが100系の特徴でもあるが、発車直後から真っ暗で何も見えず。でも、陸奥横浜駅で下り列車と交換しただろうか。あちらは帰宅時間帯にあたっているようで乗客も多そう。
のんびりしていると1時間ほどで野辺地駅。
【2024年10月19日18時18分】 青い森鉄道線・野辺地駅
跨線橋を渡っていちばん奥のホームから、18:08発の青森ゆき。
やはり、701系2連のワンマン電車だが、ロングシートとボックスシートが千鳥状に配置されている車輌だった。<変態鉄>はロングシートで。
当日のメモには、「青い森700-3」と車番のメモ。
【2024年10月20日19時11分】 青い森鉄道線・青森駅
途中、青森市内に入る矢田前駅で高校生が大挙して乗ってきたが、それでも大した混雑になることは無く、19時前に青森駅へ。
今夜は全国チェーンのビジホ。それにしても、日本語で話す側が肩身が狭いくらい、大勢の外国人旅行客が青森にも訪れており。
この日は大浴場でノンビリした後、早めに眠ったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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