下北半島へ、憧れの「キハ22」に会いに(9)
水曜は会社に行く前に、証券会社の担当者さんと面談。いまの自分の担当者さん、たぶん新卒、まだ初々しい感じの女性で。
まぁ、ちょっと相談していた内容に合う商品がある...ということで、その説明を聞きに行ったわけ。(購入は未定)
でも、今回は直前になって、そんな初々しいお姉様から電話があって。「上席の者が同席することになりました!!」ということで、こちらも緊張。事実上、課長さんとの面談になって。
「なぜ、こんな興味も関心もないことを勉強しないと...」と思っていた、あの“国立の国立大学”当時に学んだ金融の話、「金利が上がると債券価格が...」みたいな、。
あの頃は、ただただ苦痛でしか無かった教科書の記述、まさか30年近く経って再び聞いて納得することになるとは思わなかった。
社会人になって、世の中のことが少しは分かるようになった、この齢だからこそ、担当者さんのそういう話を聞いていても実感がわく...というか、「なるほど!!」と思うことも多々。
自分の仕事は“営業職”ということでは無いのだが、やはり、そういう側面は、会社勤めの身としては、必ず、関わりはある訳で。
そういうことを思いながら聞いていると、やはり、証券も銀行も担当者さんの話、話題への入り方とか、買いたくなる、気になる、そういう気持ちにしてくれる話の組み立て方とか...
いろいろなところで参考になるような気がするのである。(もちろん、反面教師のような方に出会ったこともあるけれど...)
さて、そんなわけで、いつも通り、会社から帰って、夜、このブログを書いているのである。いまの悩みは次の“出撃”を、いつ、どこにするのか...という点。
というわけで、10月20日の旧下北交通大畑駅でのキハ22形の話。

【2024年10月20日10時27分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
10時が初回の運転。どうやら、構内を端から端まで2往復、その間にいったん転線して車両基地にも乗り入れるようで。
その初回。やはり、皆さん、線路の東側の端、正津川駅へと向かう線路が踏切の手前で途切れているあたりに集まっていた。ホームでお客さんを迎えるキハの姿をスナップしたら、急ぎ、その場所に向かうのだった。
昼に近づくにつれ、光線が届かなくなるのは必至。初回、10時の最初の運転が、「撮る」側にとっては最初で最後のチャンスになるわけで。緊張の一瞬だった。…… ……
2024年10月20日(日)晴れ
ホームに入ってきたのは、キハ22 150号車。

【2024年10月20日9時49分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
下北交通には転換時、盛岡局のキハ22形3両(149・150・151)が譲渡され。下北交通では1985年に因んで「キハ85-2」号車になっていた。
廃止後、動態保存が行われるようになって、1両が、その盛岡局時代の姿に戻されており。いや、もしかしたら、時期からして譲渡時は首都圏色(タラコ色)だったのかも知れないが...

【2024年10月20日9時49分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
本場・北海道では「デッキあり・両運転台車」というところが重宝されて、ローカル線の急行列車としても活躍した。
その、北海道の急行サボなど、いろいろなサボや表示が用意されていたが、最初は下北交通時代の「大畑 - 下北」のサボで。

【2024年10月20日8時54分】 旧下北交通大畑線・大畑駅付近
8時に来た時には誰もいなかった線路端。
すでに大勢の<鉄>がカメラを構えており。電柱に絡みつくように立つしかないポジションしか空いていなかったが、それでも立ち位置を確保して。
最初で最後の順光カット、否が応でも緊張が高まるのである。周囲も、保存運転を撮りに来たときの、ゆる~いムードとはほど遠く。
何かイベント列車を撮っているみたいな...

【2024年10月20日10時15分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
ホームを離れたキハはゆっくりとこちらに向かってきて。
やはり、10時でもちょっと遅かったみたい。キハの“顔”には光は回っておらず。それでも、側面にはキレイに光が届いて、朱色とクリーム色のツートンカラーが美しく輝くのだった。
線路の終端部、<変態鉄>を含めて多くの参加者がカメラを構えるポイントのすぐ前で、いったん止まって折返し。
その間...

【2024年10月20日10時16分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
ぬぁんと、雲が太陽を隠してくれた瞬間が。
ヘッドライトは消えているが...
トイレ側からの1枚だが...
キハ22形の形式写真風の1枚を、ほぼ完璧な条件で撮ることができたのは自分にとっては大きな“収穫”だった。まさに、大阪経由でここまでやって来た甲斐があったということである。

【2024年10月20日10時17分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
暫しの停車の後、キハは元来た道を。こんどは駅では停まらずに、そのまま通過して西側、出入庫線の方へと進んでいって。

【2024年10月20日10時22分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
駅から奥の方では、基本的に順光カットを撮れそうな場所は見つからず。次にこちらに戻ってくるときに賭けるしか無さそうで。ということで、すぐ目の前の車庫のところへ。
キハ85-1は屋外に引き出されており、一方、庫内では少し汚れた顔でキハ85-3号車が休んでいた。ピカピカの2号車(キハ22 150)も良いが、こちらの方が何だか現役車のようなリアリティがあって。

【2024年10月20日10時26分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
場所が限られてしまう分、同じような写真の連続になるが、今度は陽射しが出てきた中をこちらへと戻ってきた。

【2024年10月20日10時27分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
やはり、ほぼ同じ位置に戻って、いったん停車したキハに必死になってカメラを向けるのだった。
(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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まぁ、ちょっと相談していた内容に合う商品がある...ということで、その説明を聞きに行ったわけ。(購入は未定)
でも、今回は直前になって、そんな初々しいお姉様から電話があって。「上席の者が同席することになりました!!」ということで、こちらも緊張。事実上、課長さんとの面談になって。
「なぜ、こんな興味も関心もないことを勉強しないと...」と思っていた、あの“国立の国立大学”当時に学んだ金融の話、「金利が上がると債券価格が...」みたいな、。
あの頃は、ただただ苦痛でしか無かった教科書の記述、まさか30年近く経って再び聞いて納得することになるとは思わなかった。
社会人になって、世の中のことが少しは分かるようになった、この齢だからこそ、担当者さんのそういう話を聞いていても実感がわく...というか、「なるほど!!」と思うことも多々。
自分の仕事は“営業職”ということでは無いのだが、やはり、そういう側面は、会社勤めの身としては、必ず、関わりはある訳で。
そういうことを思いながら聞いていると、やはり、証券も銀行も担当者さんの話、話題への入り方とか、買いたくなる、気になる、そういう気持ちにしてくれる話の組み立て方とか...
いろいろなところで参考になるような気がするのである。(もちろん、反面教師のような方に出会ったこともあるけれど...)
さて、そんなわけで、いつも通り、会社から帰って、夜、このブログを書いているのである。いまの悩みは次の“出撃”を、いつ、どこにするのか...という点。
というわけで、10月20日の旧下北交通大畑駅でのキハ22形の話。
【2024年10月20日10時27分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
10時が初回の運転。どうやら、構内を端から端まで2往復、その間にいったん転線して車両基地にも乗り入れるようで。
その初回。やはり、皆さん、線路の東側の端、正津川駅へと向かう線路が踏切の手前で途切れているあたりに集まっていた。ホームでお客さんを迎えるキハの姿をスナップしたら、急ぎ、その場所に向かうのだった。
昼に近づくにつれ、光線が届かなくなるのは必至。初回、10時の最初の運転が、「撮る」側にとっては最初で最後のチャンスになるわけで。緊張の一瞬だった。…… ……
2024年10月20日(日)晴れ
ホームに入ってきたのは、キハ22 150号車。
【2024年10月20日9時49分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
下北交通には転換時、盛岡局のキハ22形3両(149・150・151)が譲渡され。下北交通では1985年に因んで「キハ85-2」号車になっていた。
廃止後、動態保存が行われるようになって、1両が、その盛岡局時代の姿に戻されており。いや、もしかしたら、時期からして譲渡時は首都圏色(タラコ色)だったのかも知れないが...
【2024年10月20日9時49分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
本場・北海道では「デッキあり・両運転台車」というところが重宝されて、ローカル線の急行列車としても活躍した。
その、北海道の急行サボなど、いろいろなサボや表示が用意されていたが、最初は下北交通時代の「大畑 - 下北」のサボで。
【2024年10月20日8時54分】 旧下北交通大畑線・大畑駅付近
8時に来た時には誰もいなかった線路端。
すでに大勢の<鉄>がカメラを構えており。電柱に絡みつくように立つしかないポジションしか空いていなかったが、それでも立ち位置を確保して。
最初で最後の順光カット、否が応でも緊張が高まるのである。周囲も、保存運転を撮りに来たときの、ゆる~いムードとはほど遠く。
何かイベント列車を撮っているみたいな...
【2024年10月20日10時15分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
ホームを離れたキハはゆっくりとこちらに向かってきて。
やはり、10時でもちょっと遅かったみたい。キハの“顔”には光は回っておらず。それでも、側面にはキレイに光が届いて、朱色とクリーム色のツートンカラーが美しく輝くのだった。
線路の終端部、<変態鉄>を含めて多くの参加者がカメラを構えるポイントのすぐ前で、いったん止まって折返し。
その間...
【2024年10月20日10時16分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
ぬぁんと、雲が太陽を隠してくれた瞬間が。
ヘッドライトは消えているが...
トイレ側からの1枚だが...
キハ22形の形式写真風の1枚を、ほぼ完璧な条件で撮ることができたのは自分にとっては大きな“収穫”だった。まさに、大阪経由でここまでやって来た甲斐があったということである。
【2024年10月20日10時17分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
暫しの停車の後、キハは元来た道を。こんどは駅では停まらずに、そのまま通過して西側、出入庫線の方へと進んでいって。
【2024年10月20日10時22分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
駅から奥の方では、基本的に順光カットを撮れそうな場所は見つからず。次にこちらに戻ってくるときに賭けるしか無さそうで。ということで、すぐ目の前の車庫のところへ。
キハ85-1は屋外に引き出されており、一方、庫内では少し汚れた顔でキハ85-3号車が休んでいた。ピカピカの2号車(キハ22 150)も良いが、こちらの方が何だか現役車のようなリアリティがあって。
【2024年10月20日10時26分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
場所が限られてしまう分、同じような写真の連続になるが、今度は陽射しが出てきた中をこちらへと戻ってきた。
【2024年10月20日10時27分】 旧下北交通大畑線・大畑駅
やはり、ほぼ同じ位置に戻って、いったん停車したキハに必死になってカメラを向けるのだった。
(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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