下北半島へ、憧れの「キハ22」に会いに(3)

今日の話題に入る前に。ご覧いただいている皆さまにお願いです。

ブログ「金失いの道ゆけば」をスタートして、先月末で13年が経過しました。その間、書き続けるのにあたって、皆さまから寄せられるコメントというのは励みにも参考にもなります。
コメントを寄せていただけると非常に嬉しいのですが、その中で...

・ 「投稿者名」として本名(と思われる氏名)を書かれたり、コメント中にご自身の個人情報やプライバシーに関わることをお書きになったりしている場合
・ いわゆる“捨てハン”というのか、よく分からない投稿者名で、返信しようの無いコメントをお書きになる場合

などが散見されます。これらのコメントは非公開のまま保存していますが(削除はしていません)、もし、ご覧になっていらっしゃる方で、このブログにお寄せいただいたコメントに対する当方からの返信のない方がいらっしゃいましたら、そちらの点を踏まえて再投稿していただけると幸いです

なお、気を付けてはおりますが“個人ブログの限界”として事実誤認や、記事で取りあげた後の状況の変化などもあるかと思います。そういった点についてコメント欄でご指摘いただくのも大歓迎です。
「非公開希望」「内容を確認後、削除しておけ」のように添えていただければ、可能な限り、ご希望に沿った対応をしたいと思います。合わせて、よろしくお願いいたします。

重ねてのお願いではありますが、コメントをご投稿の際はお名前を含めて個人情報にあたること、個人のプライバシーに関することなどは、お書きにならないようお願いいたします。

さてさて...

12時前に青森駅に着いて。

131_vct00000734.JPG
【2024年10月19日12時05分】 青い森鉄道線・青森駅

そういえば、青森駅に来るのは、いつ以来だろうか。この10年あまり、北海道への往復はヒコーキ、もしかしたら学生時代に来て以来、20数年ぶりのことかもしれない。

青森ベイブリッジが上の方に見える駅構内の眺めはあまり変わっていない気がするものの、かつての大きな駅舎は、イマドキの橋上駅舎化されており、数台の自動券売機と小さな窓口。もはや、ターミナル駅の雰囲気は無く。
新幹線は隣の新青森駅に発着するようになり、駅弁も無く構内の売店も閉まっているようで...……  ……

2024年10月19日(土)雨のち曇り

この時点で、<変態鉄>、夕食はスーパーかコンビニで弁当を買うしかない...と、ちょっと寂しい気持ちになっていた。
でも、12:00発の八戸ゆきに乗らないと明るいうちにむつ市に到着することが難しくなり。

132_vct00000732.JPG
【2024年10月19日12時03分】 青い森鉄道線・青森駅

階段を下りると目の前には701系2連。ただ、JR時代のピンク色の帯では無く水色のラッピングが「青い森鉄道」。
JRから移管された車輌だが、形式は「青い森701系」、その、青い森701-6号車のロングシートに陣取って。調べてみれば、JR時代の車番はクモハ701-1005号車。

隣には、秋田からの「つがる」号で到着した編成だろうか、E751系が停車中。

長いホームは残っているものの、特急列車が頻繁に発着したのも今は昔。階段...橋上駅舎から遠い側は一部、閉鎖されており、ホーム上にあった売店も閉鎖されていて、ホーム上は寂しい限り。

133_vct00000733.JPG
【2024年10月19日12時04分】 青い森鉄道線・青森駅

ホームに下りてきた乗客も、早々にドア横のボタンを押してドアを開け、車内で待つことになるので列車が居てもホーム上は閑散としており。
そんなホームを歩き回れば、足下には「スーパー白鳥」号の乗車位置案内が残っており。

ちなみに、自分はその前の快速「海峡」号の世代である。

かつての東北本線。ただ、青森側はどうしても夜、暗くなってからの通過が多かったし、夜行列車で通ることが多かった。
何だかはじめての区間のような感じで。乗客は...車内は半分くらいの座席が埋まった状態で青森駅を発車しただろうか、青森市内の駅で徐々に乗客は減っていって。

「本線」とは名ばかり。地元のお年寄りや学生の短距離利用ばかり...というのは、全国の“並行在来線”で当たり前に見られる光景。

134_vct00000735.JPG
【2024年10月19日12時37分】 青い森鉄道線・第574M列車(青い森701-6号車)内

車内も落ち着いてきた浅虫温泉駅付近からは海を見ながらの区間。
まさに“鉛色”といえるような灰色の分厚い雲の下は薄暗く。時折、車窓には雨の滴も。

135_vct00000736.JPG
【2024年10月19日12時50分】 青い森鉄道線・第574M列車(青い森701-6号車)内

そして、大湊線への接続駅でもある野辺地駅が近づいてくると、車窓には対岸に下北半島が見えてくる。
ただ、晴れればキレイに見えるのかも知れないが、この日は、歌詞では無いが「遙かに霞み見えるだけ...」だった。それでも、海沿いの風を利用した風力発電用の風車なども見えて。

136_vct00000737.JPG
【2024年10月19日12時58分】 青い森鉄道線・野辺地駅

野辺地駅には12:44着。
八戸へ向けて出発していく、青い森701系を見送ったら...

137_vct00000738.JPG
【2024年10月19日12時59分】 大湊線・野辺地駅

隣のホームには、既に13:00発の大湊線、第229D列車が停車中。キハ110-203単行の車内、こちらもドア横のロングシートに荷物を置いて確保して。

15分ほどの接続時間だと外へ行くこともできないし...。外は雨が降り続いており、そして、肌寒く。

138_vct00000739.JPG
【2024年10月19日13時00分】 青い森鉄道線・野辺地駅

そんな野辺地駅、“駅裏”にあたる、山側、東側は防雪林が広がっており、「日本最古の鉄道防雪林」の看板。
その看板の手前側、JRの線路の後ろ側は不自然なほど広いスペースがあって。四半世紀前までこの場所に南部縦貫鉄道の乗り場があったのだろうか。いまは更地になっているようで、その当時を偲ばせるものを見つけることができなかったが...

キハの車内に入って待っていると... (つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

この記事へのコメント