夏空の熊本・宮崎へ(23)熊本に別れを告げて...
毎回のように進路予報が変わって、九州に直撃する可能性が高まっている台風10号。
その後は列島を縦断する予報になっており。こんな進路の台風というのも記憶にない。せめて、台風が来るなら休みの時期ではなく仕事があるときに来てほしかった。休みの日の天気が悪いと本当にショックなのである。いまのところ、週末の関東地方は比較的天気が良い予報なので、ヒコーキで遠くに行くことはできないものの、千葉で「急行 宗谷」を撮ってこようかと画策中。
ただ、見るたびに週間予報は変わっていく難しい時期で。
逆に、台風の進路によってはヒコーキに乗って遠出したほうが良い...という流れになるかもしれない。
ということで、約1ヶ月前、このときは3日とも初日の空港到着前後に雨が降っただけで、あとはずっとよく晴れて。心配だった夕立ち...というより“ゲリラ豪雨”もなく、5014号車を除けば、撮りたかったものが思った通りに撮れて。

【2024年7月23日9時43分】 熊本市交通局幹線・辛島町電停付近
そして、7月23日の朝。
桜町バスターミナルを10時発の「なんぷう号」を予約していたのだった。このバスで宮崎へ。1月の訪問時とは真逆のルートとした<変態鉄>。
旅の最後は、これまで撮ったことがなかったJR九州の国鉄型キハを撮ってみようと。
…… ……
2024年7月23日(火)晴れ
辛島町周辺、初めて訪れた93年の頃から商店街の雰囲気はそう大きく変わっていない気がする。
アーケードを進んでいくと、昼も夜も賑わっていて。いまだ本籍が「富山県富山市中央通」となっている<変態鉄>。商店街のアーケードの向こうに市電が走る風景は同じでも、富山と熊本の違いに羨ましく思わずには居られないのである。

【2024年7月23日7時26分】 熊本市交通局幹線・花畑町電停
さぁ、5014号車は動いていなかった。
普段だったら上熊本の車両基地まで見に行こうとするところだが、この日は10時のバスに乗らないと...
九州の高速バスは基本的に予約指定制。1ヶ月前に、この便の指定券をコンビニの発券機で購入していたのだった。
1063号車を撮って...

【2024年7月23日7時28分】 熊本市交通局幹線・花畑町電停
入れ替わりに、まもなく、やって来た健軍町ゆきは8500形、地元金融機関の広告電車である。この電車、この朝一番に撮ったのだった。
尤も、レンズの結露が激しくて妙な色合いの写真になってしまったが。
さぁ、いったんホテルへ。
無料朝食は、珍しくパンの方を攻めて。普段はご飯派、やはり、無料とはいえ、雑穀米だけでなく白いご飯も用意しておいてほしかったのである。
…… ……
9時半にチェックアウト。
再び辛島町電停のところの横断歩道。
ここを渡って、芝生を横切った先にあるガラス張りの複合商業施設の中に桜町バスターミナルがある。
その横断歩道まで来た時...

【2024年7月23日9時43分】 熊本市交通局幹線・辛島町電停付近
ちょうど、やって来た市電は1205号車。
そういえば、2日前の日曜日の昼過ぎ、ここに到着した時に撮ったのも1205号車だった。
ワンマン化される以前の青とクリーム色のツートンカラー。自分の知る時代の姿とはちょっと違うし、1205号車も、ワンマン化や冷房化で車体の様子も変わっているのは、確かだが市電100周年の記念塗装である。

【2024年7月23日9時44分】 熊本市交通局幹線・辛島町電停付近
急ぎ、バッグからカメラを取り出して、辛島町電停に到着するところを1枚スナップして。

【2024年7月23日9時45分】 熊本県熊本市中央区花畑町付近
自分が初めて熊本を訪れたのは高校生の頃、1993年の冬だった。おぼろげな記憶だが、その当時、ここにあったのは岩田屋デパートと交通センターだったと。その後、県民百貨店という名前だった時代を経て、再開発され(?)、芝生の広場とガラス張りの複合商業施設になったようで。
引き続き、その1階には高速バスも路線バスも各社のバスが発着しており。それが、桜町バスターミナル。

【2024年7月23日9時46分】 熊本県熊本市中央区花畑町付近
さぁ、そのビルへ。
というより、暑いのである。できるだけ早く冷房の効いたところに行きたい...と思っていたのが正直なところ。

【2024年7月23日9時47分】 熊本県熊本市中央区桜町・桜町バスターミナル
ビル内の商業施設は10時開店ということでシャッターが下ろされたまま。でも、玄関を入ってすぐのところにはソファー風のものなどいろいろな形のベンチが並べられており。バス待ちの人も休憩していた。もちろん、自分もそれに混ざって。
このビルの奥側にあるのが桜町バスターミナル。空港バスののりばなどは国際色豊かな乗客たちの長い列ができており。

【2024年7月23日9時48分】 熊本県熊本市中央区桜町・桜町バスターミナル
さぁ、まもなく10時。
自分の乗る「なんぷう号(ノンストップ便)」は九州産交バスでの運転。西部車庫からやってくる便だが、まぁ、心配しなくても座席指定制のバスである。それでも、発車の10分程前には数名の乗客がのりばに集まってきており。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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その後は列島を縦断する予報になっており。こんな進路の台風というのも記憶にない。せめて、台風が来るなら休みの時期ではなく仕事があるときに来てほしかった。休みの日の天気が悪いと本当にショックなのである。いまのところ、週末の関東地方は比較的天気が良い予報なので、ヒコーキで遠くに行くことはできないものの、千葉で「急行 宗谷」を撮ってこようかと画策中。
ただ、見るたびに週間予報は変わっていく難しい時期で。
逆に、台風の進路によってはヒコーキに乗って遠出したほうが良い...という流れになるかもしれない。
ということで、約1ヶ月前、このときは3日とも初日の空港到着前後に雨が降っただけで、あとはずっとよく晴れて。心配だった夕立ち...というより“ゲリラ豪雨”もなく、5014号車を除けば、撮りたかったものが思った通りに撮れて。
【2024年7月23日9時43分】 熊本市交通局幹線・辛島町電停付近
そして、7月23日の朝。
桜町バスターミナルを10時発の「なんぷう号」を予約していたのだった。このバスで宮崎へ。1月の訪問時とは真逆のルートとした<変態鉄>。
旅の最後は、これまで撮ったことがなかったJR九州の国鉄型キハを撮ってみようと。
…… ……
2024年7月23日(火)晴れ
辛島町周辺、初めて訪れた93年の頃から商店街の雰囲気はそう大きく変わっていない気がする。
アーケードを進んでいくと、昼も夜も賑わっていて。いまだ本籍が「富山県富山市中央通」となっている<変態鉄>。商店街のアーケードの向こうに市電が走る風景は同じでも、富山と熊本の違いに羨ましく思わずには居られないのである。
【2024年7月23日7時26分】 熊本市交通局幹線・花畑町電停
さぁ、5014号車は動いていなかった。
普段だったら上熊本の車両基地まで見に行こうとするところだが、この日は10時のバスに乗らないと...
九州の高速バスは基本的に予約指定制。1ヶ月前に、この便の指定券をコンビニの発券機で購入していたのだった。
1063号車を撮って...
【2024年7月23日7時28分】 熊本市交通局幹線・花畑町電停
入れ替わりに、まもなく、やって来た健軍町ゆきは8500形、地元金融機関の広告電車である。この電車、この朝一番に撮ったのだった。
尤も、レンズの結露が激しくて妙な色合いの写真になってしまったが。
さぁ、いったんホテルへ。
無料朝食は、珍しくパンの方を攻めて。普段はご飯派、やはり、無料とはいえ、雑穀米だけでなく白いご飯も用意しておいてほしかったのである。
…… ……
9時半にチェックアウト。
再び辛島町電停のところの横断歩道。
ここを渡って、芝生を横切った先にあるガラス張りの複合商業施設の中に桜町バスターミナルがある。
その横断歩道まで来た時...
【2024年7月23日9時43分】 熊本市交通局幹線・辛島町電停付近
ちょうど、やって来た市電は1205号車。
そういえば、2日前の日曜日の昼過ぎ、ここに到着した時に撮ったのも1205号車だった。
ワンマン化される以前の青とクリーム色のツートンカラー。自分の知る時代の姿とはちょっと違うし、1205号車も、ワンマン化や冷房化で車体の様子も変わっているのは、確かだが市電100周年の記念塗装である。
【2024年7月23日9時44分】 熊本市交通局幹線・辛島町電停付近
急ぎ、バッグからカメラを取り出して、辛島町電停に到着するところを1枚スナップして。
【2024年7月23日9時45分】 熊本県熊本市中央区花畑町付近
自分が初めて熊本を訪れたのは高校生の頃、1993年の冬だった。おぼろげな記憶だが、その当時、ここにあったのは岩田屋デパートと交通センターだったと。その後、県民百貨店という名前だった時代を経て、再開発され(?)、芝生の広場とガラス張りの複合商業施設になったようで。
引き続き、その1階には高速バスも路線バスも各社のバスが発着しており。それが、桜町バスターミナル。
【2024年7月23日9時46分】 熊本県熊本市中央区花畑町付近
さぁ、そのビルへ。
というより、暑いのである。できるだけ早く冷房の効いたところに行きたい...と思っていたのが正直なところ。
【2024年7月23日9時47分】 熊本県熊本市中央区桜町・桜町バスターミナル
ビル内の商業施設は10時開店ということでシャッターが下ろされたまま。でも、玄関を入ってすぐのところにはソファー風のものなどいろいろな形のベンチが並べられており。バス待ちの人も休憩していた。もちろん、自分もそれに混ざって。
このビルの奥側にあるのが桜町バスターミナル。空港バスののりばなどは国際色豊かな乗客たちの長い列ができており。
【2024年7月23日9時48分】 熊本県熊本市中央区桜町・桜町バスターミナル
さぁ、まもなく10時。
自分の乗る「なんぷう号(ノンストップ便)」は九州産交バスでの運転。西部車庫からやってくる便だが、まぁ、心配しなくても座席指定制のバスである。それでも、発車の10分程前には数名の乗客がのりばに集まってきており。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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この記事へのコメント
コメントありがとうございます。ここの命名に関与されていたとは...
貴重なエピソードをありがとうございます。
土地勘のないものにとっては「桜町」というのは、初めて訪れる際に、調べないと分からないもので...。いまだったら、バスタ熊本…、いや、あのキャラクターの名を頂いて…とか、そういう風になるのでしょうか。