梅雨空の下、阪堺電車を(8)まだまだ続く...
<変態鉄>の“好物”と言えるのは、小湊鐵道などの国鉄型キハ...ディーゼル動車と各地を走る路面電車たち。
阪堺電車を訪れたのも、そんな中の1つだが、他の都市も気になっている。
その1つ、特に今年中に行ってみたいと思っているのは、ひろでん...広島電鉄。中心部の広い街路をゆったりと進む姿も良いが、中心部からちょっと外れると、細い電車通りを走る昔ながらの城下町の路面電車としての光景も残っており。

【2017年8月31日8時49分】 広島電鉄本線・猿猴橋町電停付近
小網町付近の情景も好きだが、電車の運転本数の多さ、それによるダンゴ状態の発生など、珍しいシーンが繰り広げられる駅前から猿猴橋町にかけての風景も堪らない。
でも、撮っていて珍しいシーンが...ということは、それだけ運行上の、あるいは交通上のネックになっている場所であることも確かで。
長年、その構想が取り沙汰されてきた駅前大通への軌道移設と駅ビルへの乗り入れ、その完成時期が迫ってきており。猿猴橋町周辺には電車が走らなくなる予定。駅前大通の軌道新設工事の様子は、しばらく前に写真を撮っているのだが、完成する前にもう一度、撮りに行きたいと思っている。まぁ、つまりは、“葬式鉄”なのだが。
さて、こちらの浜寺駅前電停移転も気になるところだが、7月12日の阪堺電車撮影記。
最後は、中央のモ162号車が前に出た並び方で。
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…… ……
2024年7月12日(金)雨のち曇り
12時頃に撮影会終了予定だったので、これが最後の並べ替え。

【2024年7月12日11時48分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
モ162号車に運転士さんの姿。
西鉄北九州市内線らしい筆文字の「折尾」の赤幕である。自分が訪れたときは丸っこい車体、張り上げ屋根の600形電車が白地にオレンジと青のラインの入った明るい塗装になっていた。全盛期に行っていれば、こんな姿を撮っていたのかも知れない。
前に出てきたところで、モ162号車を正面から縦で。

【2024年7月12日11時50分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
前方の水たまりを、どう配するかがポイントだったように思うのだが、何とも中途半端。カットするでもなく、電車の姿を反射させるわけでもなく。
そう思えば、左側のモ164号車の入れ方...切り方も中途半端な1枚である。降り続く雨で集中力が途切れがちだったのは間違いないが...

【2024年7月12日11時52分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そして、モ162号車が前、モ166号車が後ろの配置になった2両である。
最後のこの配置、1両ずつ撮っておきたかった<変態鉄>にとっては一番、撮りやすかったかもしれない。

【2024年7月12日11時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
周囲に何もなくなった状態で、再びのモ166号車。
やはり、モ161形車は濃緑色の塗色がよく似合うのである。
そういえば、濃緑色の車体の裾のところに波模様を描く、お酢の広告電車だけはリバイバルされていないような気がする。
さて...

【2024年7月12日11時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
もちろん、3両の並びも撮っておくわけで。
奥に青雲のモ352号車がチラッと見えているのも阪堺電車らしい並びである。

【2024年7月12日11時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
ほぼ南北に線路が敷かれており、その北側から南向きにカメラを構えていた。
だから、この撮影会、晴れれば逆光下での撮影となった筈で。光線状態をまったく気にすること無く撮り続けられたのは、雨だったからこそ...でもあったが。

【2024年7月12日11時55分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そうであるからこそ、終了の合図があるまで、傘を投げ出してズブ濡れになりながらも必死で撮り続けていたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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阪堺電車を訪れたのも、そんな中の1つだが、他の都市も気になっている。
その1つ、特に今年中に行ってみたいと思っているのは、ひろでん...広島電鉄。中心部の広い街路をゆったりと進む姿も良いが、中心部からちょっと外れると、細い電車通りを走る昔ながらの城下町の路面電車としての光景も残っており。
【2017年8月31日8時49分】 広島電鉄本線・猿猴橋町電停付近
小網町付近の情景も好きだが、電車の運転本数の多さ、それによるダンゴ状態の発生など、珍しいシーンが繰り広げられる駅前から猿猴橋町にかけての風景も堪らない。
でも、撮っていて珍しいシーンが...ということは、それだけ運行上の、あるいは交通上のネックになっている場所であることも確かで。
長年、その構想が取り沙汰されてきた駅前大通への軌道移設と駅ビルへの乗り入れ、その完成時期が迫ってきており。猿猴橋町周辺には電車が走らなくなる予定。駅前大通の軌道新設工事の様子は、しばらく前に写真を撮っているのだが、完成する前にもう一度、撮りに行きたいと思っている。まぁ、つまりは、“葬式鉄”なのだが。
さて、こちらの浜寺駅前電停移転も気になるところだが、7月12日の阪堺電車撮影記。
最後は、中央のモ162号車が前に出た並び方で。
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…… ……
2024年7月12日(金)雨のち曇り
12時頃に撮影会終了予定だったので、これが最後の並べ替え。
【2024年7月12日11時48分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
モ162号車に運転士さんの姿。
西鉄北九州市内線らしい筆文字の「折尾」の赤幕である。自分が訪れたときは丸っこい車体、張り上げ屋根の600形電車が白地にオレンジと青のラインの入った明るい塗装になっていた。全盛期に行っていれば、こんな姿を撮っていたのかも知れない。
前に出てきたところで、モ162号車を正面から縦で。
【2024年7月12日11時50分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
前方の水たまりを、どう配するかがポイントだったように思うのだが、何とも中途半端。カットするでもなく、電車の姿を反射させるわけでもなく。
そう思えば、左側のモ164号車の入れ方...切り方も中途半端な1枚である。降り続く雨で集中力が途切れがちだったのは間違いないが...
【2024年7月12日11時52分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そして、モ162号車が前、モ166号車が後ろの配置になった2両である。
最後のこの配置、1両ずつ撮っておきたかった<変態鉄>にとっては一番、撮りやすかったかもしれない。
【2024年7月12日11時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
周囲に何もなくなった状態で、再びのモ166号車。
やはり、モ161形車は濃緑色の塗色がよく似合うのである。
そういえば、濃緑色の車体の裾のところに波模様を描く、お酢の広告電車だけはリバイバルされていないような気がする。
さて...
【2024年7月12日11時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
もちろん、3両の並びも撮っておくわけで。
奥に青雲のモ352号車がチラッと見えているのも阪堺電車らしい並びである。
【2024年7月12日11時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
ほぼ南北に線路が敷かれており、その北側から南向きにカメラを構えていた。
だから、この撮影会、晴れれば逆光下での撮影となった筈で。光線状態をまったく気にすること無く撮り続けられたのは、雨だったからこそ...でもあったが。
【2024年7月12日11時55分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そうであるからこそ、終了の合図があるまで、傘を投げ出してズブ濡れになりながらも必死で撮り続けていたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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