雨の高梁川第3橋梁で381系「やくも」号を(6)やはり、緑は来なかった
日付変わって、木曜日。
実は、木曜は会社を早めに出て、羽田空港に急ぐことにしている。いや、金曜日の撮影会は朝一番のヒコーキで駆けつけても間に合うのだが、やはり、この時期、暑い中で撮るのなら怖いのは熱中症。これまでの経験から、睡眠不足のまま出撃すると途中で気分が悪くなることが多い...ということがあって。
空港近くのホテルをとって、少しでも休んでから撮影会に迎えるようにしたのである。
ということで、会社から帰宅して、木曜の“出撃準備”しながら書いているので、今日はちょっと短めの記事で。

【2024年5月31日15時08分】 伯備線・備中川面-方谷
ヒコーキの時刻から考えると17時頃まで滞在可能だったが、15時にここを通過する「やくも18号」が「緑やくも」編成でなかった場合、その折返しの「19号」まで待っても撮ることができず。だから、「18号」まで、この第3橋梁に留まって、それで「ゆったりやくも」で来るようだったら、予定より2時間ほど早く、撮影を打ち切ろう...と決めたのだった。
…… ……
2024年5月31日(金)雨のち曇り
14時台に通過する「やくも」号は、上下とも273系編成だった。

【2024年5月31日14時07分】 伯備線・備中川面-方谷
まずは、下り「やくも13号」、こちらは4両編成。
鉄橋の真ん中あたりに載せれば、スッキリ、撮れるのである。

【2024年5月31日14時15分】 伯備線・方谷-備中川面
そして、上り「16号」も同じく、273系4連。
次に撮る381系も同じく4両編成であるわけで。そのイメージトレーニング的に撮っていたのだった。
14時台のローカル列車は新見まで来ないで備中高梁駅で折返しとなる。そのため、ここの時間帯は「やくも」ばかり続くことなっていて。
そのまま1時間近くが経過して、いよいよ...

【2024年5月31日15時08分】 伯備線・備中川面-方谷
こちらは、13時に「14号」として岡山に向かう姿を撮っていたので、「ゆったりやくも」の4両編成だということは分かっていた。
でも、激しい雨の中、撮った「1号」以来、「ゆったりやくも」を前から撮ったわけで。
ヘッドライトを輝かせながらカーブした鉄橋を疾走していく381系「やくも」号、もちろん、コレはコレで貴重な1枚になったのだった。
そして...
程なく踏切機の音が。
だんだん大きくなってくる走行音。田んぼの中をS字状にのびる線路、林立する架線柱の間に姿を見せたのは...

【2024年5月31日15時15分】 伯備線・方谷-備中川面
そう、「1号」からの折返しなので、順当に行けばこの「ゆったりやくも」だったのである。
「もしかして...」、出雲の車両基地で車両交換をして緑編成が運用に戻ってくれる...、そんなことに一縷の望みを...
もともと、それはゼロに近いものだというのは、よく分かっていた。
この瞬間、<変態鉄>が一番、よく乗って録った「緑やくも」編成を撮ることは叶わなかった...そのことが確定したのだった。
でも、落ち込んでばかりは居られなかった。
4月に井倉で撮ったとき、この「18号」の後を追うようにEF64牽引の貨物列車がやって来たような記憶が...
この第3橋梁のポイントでは、上り列車は後追い撮影になってしまって...。

【2024年5月31日15時24分】 伯備線・備中川面-方谷
ということで、急いだのである。
カメラをいったんバッグにしまったら、大急ぎで備中川面駅へと引き返したのだった。
その途中で渡る田井橋、ちょうど、先程まで撮っていた第3橋梁に並行する形で架かっている。この橋まで来たとき、踏切の音が。
「まさか」と思いつつもカメラを取り出して。
213系2連のローカルが新見に向けて通過していったのだった。

【2024年5月31日15時28分】 岡山県高梁市川面町
橋を渡って、鬱蒼とした中を曲がりくねった道を、道なりに進んでいく。
再び踏切を渡れば、川面の集落へと入っていく。徐々に線路の周辺、高梁川との間にへばりつくように家々が...
でも、駅を素通りして...
川面の集落の中心部へと入っていくのである。いつの間にか道路も広くなっており。高梁北中学校前を通過して、まもなく、変速三叉路の交差点に出る。
右に進めば秋町橋。川面の集落を通り過ぎて、高梁川を再び渡った先で、国道180号線、新見往来と合流する。
そのすぐ先に、伯備線の高梁川第2橋梁が見渡せて。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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実は、木曜は会社を早めに出て、羽田空港に急ぐことにしている。いや、金曜日の撮影会は朝一番のヒコーキで駆けつけても間に合うのだが、やはり、この時期、暑い中で撮るのなら怖いのは熱中症。これまでの経験から、睡眠不足のまま出撃すると途中で気分が悪くなることが多い...ということがあって。
空港近くのホテルをとって、少しでも休んでから撮影会に迎えるようにしたのである。
ということで、会社から帰宅して、木曜の“出撃準備”しながら書いているので、今日はちょっと短めの記事で。
【2024年5月31日15時08分】 伯備線・備中川面-方谷
ヒコーキの時刻から考えると17時頃まで滞在可能だったが、15時にここを通過する「やくも18号」が「緑やくも」編成でなかった場合、その折返しの「19号」まで待っても撮ることができず。だから、「18号」まで、この第3橋梁に留まって、それで「ゆったりやくも」で来るようだったら、予定より2時間ほど早く、撮影を打ち切ろう...と決めたのだった。
…… ……
2024年5月31日(金)雨のち曇り
14時台に通過する「やくも」号は、上下とも273系編成だった。
【2024年5月31日14時07分】 伯備線・備中川面-方谷
まずは、下り「やくも13号」、こちらは4両編成。
鉄橋の真ん中あたりに載せれば、スッキリ、撮れるのである。
【2024年5月31日14時15分】 伯備線・方谷-備中川面
そして、上り「16号」も同じく、273系4連。
次に撮る381系も同じく4両編成であるわけで。そのイメージトレーニング的に撮っていたのだった。
14時台のローカル列車は新見まで来ないで備中高梁駅で折返しとなる。そのため、ここの時間帯は「やくも」ばかり続くことなっていて。
そのまま1時間近くが経過して、いよいよ...
【2024年5月31日15時08分】 伯備線・備中川面-方谷
こちらは、13時に「14号」として岡山に向かう姿を撮っていたので、「ゆったりやくも」の4両編成だということは分かっていた。
でも、激しい雨の中、撮った「1号」以来、「ゆったりやくも」を前から撮ったわけで。
ヘッドライトを輝かせながらカーブした鉄橋を疾走していく381系「やくも」号、もちろん、コレはコレで貴重な1枚になったのだった。
そして...
程なく踏切機の音が。
だんだん大きくなってくる走行音。田んぼの中をS字状にのびる線路、林立する架線柱の間に姿を見せたのは...
【2024年5月31日15時15分】 伯備線・方谷-備中川面
そう、「1号」からの折返しなので、順当に行けばこの「ゆったりやくも」だったのである。
「もしかして...」、出雲の車両基地で車両交換をして緑編成が運用に戻ってくれる...、そんなことに一縷の望みを...
もともと、それはゼロに近いものだというのは、よく分かっていた。
この瞬間、<変態鉄>が一番、よく乗って録った「緑やくも」編成を撮ることは叶わなかった...そのことが確定したのだった。
でも、落ち込んでばかりは居られなかった。
4月に井倉で撮ったとき、この「18号」の後を追うようにEF64牽引の貨物列車がやって来たような記憶が...
この第3橋梁のポイントでは、上り列車は後追い撮影になってしまって...。
【2024年5月31日15時24分】 伯備線・備中川面-方谷
ということで、急いだのである。
カメラをいったんバッグにしまったら、大急ぎで備中川面駅へと引き返したのだった。
その途中で渡る田井橋、ちょうど、先程まで撮っていた第3橋梁に並行する形で架かっている。この橋まで来たとき、踏切の音が。
「まさか」と思いつつもカメラを取り出して。
213系2連のローカルが新見に向けて通過していったのだった。
【2024年5月31日15時28分】 岡山県高梁市川面町
橋を渡って、鬱蒼とした中を曲がりくねった道を、道なりに進んでいく。
再び踏切を渡れば、川面の集落へと入っていく。徐々に線路の周辺、高梁川との間にへばりつくように家々が...
でも、駅を素通りして...
川面の集落の中心部へと入っていくのである。いつの間にか道路も広くなっており。高梁北中学校前を通過して、まもなく、変速三叉路の交差点に出る。
右に進めば秋町橋。川面の集落を通り過ぎて、高梁川を再び渡った先で、国道180号線、新見往来と合流する。
そのすぐ先に、伯備線の高梁川第2橋梁が見渡せて。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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