世の中、そんなに甘くない??? (東海道新幹線を撮ってみた)
昨日の記事までで、5月の連休の撮影記が終了、続いて5月31日の伯備線撮影記...のつもりだった。
ただ、ブログというのは、やはり、写真が欲しくなるもので。よほどの文才のある人でもなければ、文字だけの、文章だけのブログなど、誰からも見向きもされないはずで。
その、伯備線を撮りに行くときも、前夜、仕事が終わったら大急ぎで最終間際の「のぞみ」号に乗り込んで、岡山で一泊して撮影地に赴いたのだった。
そんなとき、新幹線の写真を撮る余裕などある筈もなく。東京駅では、大急ぎで弁当を買って一番早く出発する「のぞみ」の自由席の列に加わらないとならないし、岡山では一刻も早くホテルに入って休みたかった。
5月30日に乗ったのは「のぞみ87号」、手元のメモには、「786−1522」と車番が記録されており。コレは、N700系「G22編成」、JR東海・大阪鳥飼所属の編成である。

【2024年7月2日8時10分】 東海道新幹線・東京-品川(田町駅東口付近)
でも、見かけることはよくあるのだが、その「N700A」の写真...撮った記憶が、あまりなく。
ということで、その伯備線の記事を書く前に、ちょっと、N700系の姿を記録しておいて...と、思い立っただった。そう、東京駅から品川、新横浜と、その気になれば、いつでも撮れそうなのだが...
…… ……
そもそも、本格的に新幹線を撮ったことなどなく。あの速さ、やはり、怖いもので...
ヒコーキはもっと速いのは確かだが、被写体とカメラの間の距離が桁違い。
そんなわけで、駅で乗るときにホームで撮るくらいなのだが...
そう、最近の新幹線ホームは柵とホームドアがあって、思うように撮れないのである。

【2021年12月15日11時06分】 山陽新幹線・福山駅
それでも、まぁ、過去記事を探してみたら、山陽区間で撮ったことはあって...。長くやっているだけあって。
ただし、この写真の編成、「N700A」だが、4000番代の車号の西日本(博多)の車両である。
だから、JR東海のN700Aを撮りに行こうと。
といっても、沿線で撮ろうにも場所がわからず。新幹線は線路沿いに高いフェンスがあるのがフツーで、陸橋上などから簡単に狙えるものでもなく...

【1999年8月13日】 東海道新幹線・三島駅
いままで、東海道新幹線を撮ったのは、たぶん0系の引退のときくらいのような気がする。
それすら、駅ホームでのスナップ写真が中心で。
そもそも、東海道新幹線は...
国鉄からJR東海に承継されて、すでに40年近くになるわけだが、分割民営化を挟んで量産された100系から、300系、700系、N700系と、塗り分けは変わっても、「白3号+青20号」の配色は変わっておらず。ある意味、これほどカラーの変わらない路線というのも少ないのではないだろうか。
そして、現在は(営業列車の)すべての編成がグリーン車組込みの16両編成、「A」とか「S」とか仕様の違いはあっても全部「N700系」。
まぁ、好みの問題だが、新幹線で「かっこいい!!」と思ったのは500系まで...だろうか。初代700系はかわいらしさを感じる外観だったが、「N」になって窓も小さく、前面形状も...。自分としては、美しさとかカッコよさを感じないのである。
それでも、せっかくだから、ちょっと撮ってみようと...
2024年7月2日(火)曇り
ネットで見つけた“お手軽撮影地”は、山手線・田町駅東口のデッキのところ。再開発で少し様子が変わって撮りにくくはなったものの、曇りの日はスッキリした写真が撮れる...という風な書き方になっていた。
ということで、早起きして7時過ぎの井の頭線。さすがに渋谷からの山手線は混雑していたが、運良く恵比寿駅で座ることができて。

【2024年7月2日8時08分】 東海道新幹線・品川-東京(田町駅東口付近)
品川と違って、田町で降りる機会はなかなかないものだが、まぁ、フツーに...大勢の通勤客に混ざって階段を上がり、PASMOをタッチして外へ。
改札を背に左へ。デッキを進めば、その場所はすぐに分かった。
リュックサックからカメラを取り出そうとすると、上りの新幹線が足元を通過。

【2024年7月2日8時08分】 東海道新幹線・品川-東京(田町駅東口付近)
でも、カメラを構えて愕然としたのである。
ネットで出ていた画像には写っていなかった建設用の機材が線路脇に置かれており。
この地点、下り列車向き...だが、下り線をゆく列車の側面に思いっきりかかってしまうのである。
あぁ...、ファインダーを覗いた瞬間、すべてを理解して。そういえば、これほど多くの人が行き交う場所なのに、ここ1〜2年の作例が少なくて、出てくる画像は2019年ごろまでのものばかりだった。その時点で察するべきだったのである。
というわけで、上り列車の後ろ姿の1枚、思いっきりトリミングしてみたのだった。そう、標準ズームだけの“軽装備”だったのである。
でも、これで、何とか架線柱をかわしてくれて...。目を凝らせば、後ろに東京モノレールが見えている。

【2024年7月2日8時10分】 東海道新幹線・東京-品川(田町駅東口付近)
そして、下り列車を。
本当は、このカット、編成の後ろの方までキレイに見渡せる...のが、このポイントの特徴だった。う〜ん...
ちなみに、この地点、東京〜品川間の営業列車のほか、大井にある車両基地と東京駅との間の入出庫回送も通るので、電車は2〜3分の間隔でやってくる。
上り2本と下り1本、撮影地の滞在時間3分ほど、というのは、<変態鉄>にとっての“最短滞在時間”記録とも言えそうな...。
それにしても、どうしようか???
こうなったら、一度、小田原あたりまで遠征してN700系を撮ってくるか...、いま、非常に迷っているのである。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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その、伯備線を撮りに行くときも、前夜、仕事が終わったら大急ぎで最終間際の「のぞみ」号に乗り込んで、岡山で一泊して撮影地に赴いたのだった。
そんなとき、新幹線の写真を撮る余裕などある筈もなく。東京駅では、大急ぎで弁当を買って一番早く出発する「のぞみ」の自由席の列に加わらないとならないし、岡山では一刻も早くホテルに入って休みたかった。
5月30日に乗ったのは「のぞみ87号」、手元のメモには、「786−1522」と車番が記録されており。コレは、N700系「G22編成」、JR東海・大阪鳥飼所属の編成である。
【2024年7月2日8時10分】 東海道新幹線・東京-品川(田町駅東口付近)
でも、見かけることはよくあるのだが、その「N700A」の写真...撮った記憶が、あまりなく。
ということで、その伯備線の記事を書く前に、ちょっと、N700系の姿を記録しておいて...と、思い立っただった。そう、東京駅から品川、新横浜と、その気になれば、いつでも撮れそうなのだが...
…… ……
そもそも、本格的に新幹線を撮ったことなどなく。あの速さ、やはり、怖いもので...
ヒコーキはもっと速いのは確かだが、被写体とカメラの間の距離が桁違い。
そんなわけで、駅で乗るときにホームで撮るくらいなのだが...
そう、最近の新幹線ホームは柵とホームドアがあって、思うように撮れないのである。
【2021年12月15日11時06分】 山陽新幹線・福山駅
それでも、まぁ、過去記事を探してみたら、山陽区間で撮ったことはあって...。長くやっているだけあって。
ただし、この写真の編成、「N700A」だが、4000番代の車号の西日本(博多)の車両である。
だから、JR東海のN700Aを撮りに行こうと。
といっても、沿線で撮ろうにも場所がわからず。新幹線は線路沿いに高いフェンスがあるのがフツーで、陸橋上などから簡単に狙えるものでもなく...

【1999年8月13日】 東海道新幹線・三島駅
いままで、東海道新幹線を撮ったのは、たぶん0系の引退のときくらいのような気がする。
それすら、駅ホームでのスナップ写真が中心で。
そもそも、東海道新幹線は...
国鉄からJR東海に承継されて、すでに40年近くになるわけだが、分割民営化を挟んで量産された100系から、300系、700系、N700系と、塗り分けは変わっても、「白3号+青20号」の配色は変わっておらず。ある意味、これほどカラーの変わらない路線というのも少ないのではないだろうか。
そして、現在は(営業列車の)すべての編成がグリーン車組込みの16両編成、「A」とか「S」とか仕様の違いはあっても全部「N700系」。
まぁ、好みの問題だが、新幹線で「かっこいい!!」と思ったのは500系まで...だろうか。初代700系はかわいらしさを感じる外観だったが、「N」になって窓も小さく、前面形状も...。自分としては、美しさとかカッコよさを感じないのである。
それでも、せっかくだから、ちょっと撮ってみようと...
2024年7月2日(火)曇り
ネットで見つけた“お手軽撮影地”は、山手線・田町駅東口のデッキのところ。再開発で少し様子が変わって撮りにくくはなったものの、曇りの日はスッキリした写真が撮れる...という風な書き方になっていた。
ということで、早起きして7時過ぎの井の頭線。さすがに渋谷からの山手線は混雑していたが、運良く恵比寿駅で座ることができて。
【2024年7月2日8時08分】 東海道新幹線・品川-東京(田町駅東口付近)
品川と違って、田町で降りる機会はなかなかないものだが、まぁ、フツーに...大勢の通勤客に混ざって階段を上がり、PASMOをタッチして外へ。
改札を背に左へ。デッキを進めば、その場所はすぐに分かった。
リュックサックからカメラを取り出そうとすると、上りの新幹線が足元を通過。
【2024年7月2日8時08分】 東海道新幹線・品川-東京(田町駅東口付近)
でも、カメラを構えて愕然としたのである。
ネットで出ていた画像には写っていなかった建設用の機材が線路脇に置かれており。
この地点、下り列車向き...だが、下り線をゆく列車の側面に思いっきりかかってしまうのである。
あぁ...、ファインダーを覗いた瞬間、すべてを理解して。そういえば、これほど多くの人が行き交う場所なのに、ここ1〜2年の作例が少なくて、出てくる画像は2019年ごろまでのものばかりだった。その時点で察するべきだったのである。
というわけで、上り列車の後ろ姿の1枚、思いっきりトリミングしてみたのだった。そう、標準ズームだけの“軽装備”だったのである。
でも、これで、何とか架線柱をかわしてくれて...。目を凝らせば、後ろに東京モノレールが見えている。
【2024年7月2日8時10分】 東海道新幹線・東京-品川(田町駅東口付近)
そして、下り列車を。
本当は、このカット、編成の後ろの方までキレイに見渡せる...のが、このポイントの特徴だった。う〜ん...
ちなみに、この地点、東京〜品川間の営業列車のほか、大井にある車両基地と東京駅との間の入出庫回送も通るので、電車は2〜3分の間隔でやってくる。
上り2本と下り1本、撮影地の滞在時間3分ほど、というのは、<変態鉄>にとっての“最短滞在時間”記録とも言えそうな...。
それにしても、どうしようか???
こうなったら、一度、小田原あたりまで遠征してN700系を撮ってくるか...、いま、非常に迷っているのである。
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