雨の夷隅にキハを撮りに(3=最終回)柳原踏切
今日の話題に入る前に。
昨日、<速報版>でもご紹介した通り、日曜日は小湊鐵道に撮りに訪れていた。
でも、その間に...
休日だから、と、油断していたら(?)、帰宅してみると自宅のポストに郵便局の不在連絡票。
見ると、ぬぁんと...、その差出人名は
東京国税局
これは、何とも焦らざるを得ない。ただ、<変態鉄>もサラリーマンなので基本的に自分で申告するようなこともなく、税金は源泉徴収されており。もちろん、確定申告するような収入が別にあるわけでもなく。
思い当たるフシは、先日、支払いを済ませた父の相続税だろうか。いや、それだって大した金額ではないのだが...
いやぁ〜、それにしても焦った。心にやましいところがあるわけでもなく。それでも、この差出人には焦ってしまう。
月曜日の午前中に、その再配達の依頼をしておいたので、先ほど、それが届いたのだが...
さて、14日の小湊鐵道は天候に恵まれて、セーターも脱いで撮影地を回っていたが、6日のいすみ鉄道は時折、激しく雨が降る中、まぁ、最悪に近いコンディションでの撮影となった。

【2024年4月6日14時31分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
それでも、線路沿いに咲き誇る菜の花と、満開を迎えたサクラを目当てに多くの撮影者が集まっており。
自分は、その喧騒を避けて、あまり人が来ないような撮影地を回ったのだが...
この日は、懐かしの「準急 内房」のヘッドマークを付けて運行され。やはり、そのヘッドマークが目立つ姿も撮っておきたかった。
…… ……
2024年4月6日(土)雨
14時過ぎに午後の1往復が大多喜駅を発車して上総中野へと向かう。
13時半過ぎに、その入換作業が行われ。白煙を噴き上げ、出庫するキハ52 125号車の姿を撮ったら、町役場のところの通りを新丁へ。
あの、お城をバックに撮る超有名撮影地の先、うどん屋さんのところに「この先、行き止まり」の警告の出ている細い道が伸びており。その先には柳原踏切。

【2024年4月6日14時24分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
この踏切のところで線路は左に大きくカーブしており、ほとんど人の訪れることのない線路際から望遠で構えれば、こちらに向かってくるキハを、踏切越しに“正面ドカン!!”で、撮ることができる。ちなみに、晴れれば午後の時間帯は光線状態も悪くなく。
そう、ヘッドマークが目立つように“正面ドカン!!”の構図を狙っての訪問。
でも、いつもの立ち位置付近には菜の花がキレイに咲いており。そうなれば...
これほどまでキレイに咲いている菜の花を無視して撮るのは、さすがの<変態鉄>にも...

【2024年4月6日12時19分】 いすみ鉄道いすみ線・小谷松-大多喜
まずは、試し撮り。
2連で通過していった、いすみ型編成の第64D列車、下り方は352号車である。
さぁ、構図の微調整を続けて...

【2024年4月6日14時30分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
向こうの方から踏切の音が聞こえてきたら、続けてエンジン音。
キハ52 125号車がゆっくりと近づいてくる。

【2024年4月6日14時31分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
ほぼ狙い通りの画になっただろうか。
千葉地区が気動車化のモデル地区とされ、1960年頃からキハの配置が本格化。その中でキハを使った最初期の優等列車として1962年頃、準急「房総」を改称して「内房」が登場した。銚子方面と房総半島を右回り・左回りに1周する3列車を併結して運転されたうちの1本である。
「準急 内房」というのは、いまの特急「さざなみ」「わかしお」へと繋がる歴史ある列車名である。当時、房総準急はキハ25形が中心だったとされ、まぁ、キハ52 100番代とはちょっと違うが、それでも、同じキハ20系なので、その雰囲気は...
まぁ、検索して出てくる画像は、黄褐色と紺色の旧色のキハなのだが...
このキハ52 125号車は糸魚川時代、その旧気動車一般色に塗られていた時期があるので、逆に、ピッタリの存在かも知れないが。
さて、全線約27 kmに渡ってトンネルが1箇所もないのもいすみ鉄道の特徴で。

【2024年4月6日14時31分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
逆光ながら森の中へと進んでいく姿はトンネルのようにも見えて。
そんな姿を撮ったら、いったんカメラをしまって。
1時間で小谷松まで歩くのは十分、余裕があって。
傘を差しながら、曲がりくねった旧道を歩くのは思いの外、大変なのだが、それでもあの祠のところを通って小さな橋で夷隅川を越えて、暫く歩くと小谷松の集落へと入っていく。その入り口付近、田んぼの奥に線路が見える辺りで撮ろうと思ったら...
その場所に着くや否や、いったん落ち着いていた雨が再び激しくなってきて。いったん、小谷松駅へと“避難”したのだった。
雨が小康状態になるのを待って、再び田んぼのところへ。
ちょうど、田植えに向けて起こしているときで、そのトラクターの動きに注意しながら、構図を調整して...

【2024年4月6日15時43分】 いすみ鉄道いすみ線・小谷松-大多喜
15時半、灰色の空をバックにキハ52形が、水の張られた田んぼのヨコを走り抜けていって。
これで撮影終了。でも、のんびりしては居られない。急いで、小谷松駅へ。

【2024年4月6日15時51分】 いすみ鉄道いすみ線・小谷松駅
ちょうど、第65D列車が到着するところ。
確かにちょっと迷った。この列車で上総中野まで行って、小湊鐵道に抜けて五井を目指す予定だったのだが...
迷った末に、今回も久我原駅で下車。

【2024年4月6日15時57分】 いすみ鉄道いすみ線・久我原駅
無人駅の入口にはサクラが植えられていて。
どんよりした空だが、何とか<サクラ鐵>な1枚も撮ることができて。

【2024年4月6日19時07分】 東京都中央区八重洲・バスターミナル東京八重洲
雨降る中を1 km少々歩いた先に「道の駅 たけゆらの里」。ここのベンチで1時間ほどを過ごして、バスターミナル東京八重洲ゆきの高速バス。
まぁ、渋滞で大幅に遅れるのは“想定の範囲内”。やはり、この日も1時間ほど遅れて八重洲に到着したのだった。(おわり)
…… ……
冒頭の話。
開封してみて、これまた、驚き???
仰々しく、偽造防止だろうか「税」の文字が浮かび上がるギンギラのシールまで貼られた書面。やはり、先日の相続税の件だったのだが...
税額が間違えていたそうで、その払い戻し、つまり還付。それが、ぬぁんと、徒歩で15分ほどのところの郵便局の名前が書かれており、しかも、その額は缶ジュースも買えない、ホント、小銭程度で。その郵便局は隣の駅の近くだが、片道の電車代の半額少々。う〜ん...
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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昨日、<速報版>でもご紹介した通り、日曜日は小湊鐵道に撮りに訪れていた。
でも、その間に...
休日だから、と、油断していたら(?)、帰宅してみると自宅のポストに郵便局の不在連絡票。
見ると、ぬぁんと...、その差出人名は
東京国税局
これは、何とも焦らざるを得ない。ただ、<変態鉄>もサラリーマンなので基本的に自分で申告するようなこともなく、税金は源泉徴収されており。もちろん、確定申告するような収入が別にあるわけでもなく。
思い当たるフシは、先日、支払いを済ませた父の相続税だろうか。いや、それだって大した金額ではないのだが...
いやぁ〜、それにしても焦った。心にやましいところがあるわけでもなく。それでも、この差出人には焦ってしまう。
月曜日の午前中に、その再配達の依頼をしておいたので、先ほど、それが届いたのだが...
さて、14日の小湊鐵道は天候に恵まれて、セーターも脱いで撮影地を回っていたが、6日のいすみ鉄道は時折、激しく雨が降る中、まぁ、最悪に近いコンディションでの撮影となった。
【2024年4月6日14時31分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
それでも、線路沿いに咲き誇る菜の花と、満開を迎えたサクラを目当てに多くの撮影者が集まっており。
自分は、その喧騒を避けて、あまり人が来ないような撮影地を回ったのだが...
この日は、懐かしの「準急 内房」のヘッドマークを付けて運行され。やはり、そのヘッドマークが目立つ姿も撮っておきたかった。
…… ……
2024年4月6日(土)雨
14時過ぎに午後の1往復が大多喜駅を発車して上総中野へと向かう。
13時半過ぎに、その入換作業が行われ。白煙を噴き上げ、出庫するキハ52 125号車の姿を撮ったら、町役場のところの通りを新丁へ。
あの、お城をバックに撮る超有名撮影地の先、うどん屋さんのところに「この先、行き止まり」の警告の出ている細い道が伸びており。その先には柳原踏切。
【2024年4月6日14時24分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
この踏切のところで線路は左に大きくカーブしており、ほとんど人の訪れることのない線路際から望遠で構えれば、こちらに向かってくるキハを、踏切越しに“正面ドカン!!”で、撮ることができる。ちなみに、晴れれば午後の時間帯は光線状態も悪くなく。
そう、ヘッドマークが目立つように“正面ドカン!!”の構図を狙っての訪問。
でも、いつもの立ち位置付近には菜の花がキレイに咲いており。そうなれば...
これほどまでキレイに咲いている菜の花を無視して撮るのは、さすがの<変態鉄>にも...
【2024年4月6日12時19分】 いすみ鉄道いすみ線・小谷松-大多喜
まずは、試し撮り。
2連で通過していった、いすみ型編成の第64D列車、下り方は352号車である。
さぁ、構図の微調整を続けて...
【2024年4月6日14時30分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
向こうの方から踏切の音が聞こえてきたら、続けてエンジン音。
キハ52 125号車がゆっくりと近づいてくる。
【2024年4月6日14時31分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
ほぼ狙い通りの画になっただろうか。
千葉地区が気動車化のモデル地区とされ、1960年頃からキハの配置が本格化。その中でキハを使った最初期の優等列車として1962年頃、準急「房総」を改称して「内房」が登場した。銚子方面と房総半島を右回り・左回りに1周する3列車を併結して運転されたうちの1本である。
「準急 内房」というのは、いまの特急「さざなみ」「わかしお」へと繋がる歴史ある列車名である。当時、房総準急はキハ25形が中心だったとされ、まぁ、キハ52 100番代とはちょっと違うが、それでも、同じキハ20系なので、その雰囲気は...
まぁ、検索して出てくる画像は、黄褐色と紺色の旧色のキハなのだが...
このキハ52 125号車は糸魚川時代、その旧気動車一般色に塗られていた時期があるので、逆に、ピッタリの存在かも知れないが。
さて、全線約27 kmに渡ってトンネルが1箇所もないのもいすみ鉄道の特徴で。
【2024年4月6日14時31分】 いすみ鉄道いすみ線・大多喜-小谷松
逆光ながら森の中へと進んでいく姿はトンネルのようにも見えて。
そんな姿を撮ったら、いったんカメラをしまって。
1時間で小谷松まで歩くのは十分、余裕があって。
傘を差しながら、曲がりくねった旧道を歩くのは思いの外、大変なのだが、それでもあの祠のところを通って小さな橋で夷隅川を越えて、暫く歩くと小谷松の集落へと入っていく。その入り口付近、田んぼの奥に線路が見える辺りで撮ろうと思ったら...
その場所に着くや否や、いったん落ち着いていた雨が再び激しくなってきて。いったん、小谷松駅へと“避難”したのだった。
雨が小康状態になるのを待って、再び田んぼのところへ。
ちょうど、田植えに向けて起こしているときで、そのトラクターの動きに注意しながら、構図を調整して...
【2024年4月6日15時43分】 いすみ鉄道いすみ線・小谷松-大多喜
15時半、灰色の空をバックにキハ52形が、水の張られた田んぼのヨコを走り抜けていって。
これで撮影終了。でも、のんびりしては居られない。急いで、小谷松駅へ。
【2024年4月6日15時51分】 いすみ鉄道いすみ線・小谷松駅
ちょうど、第65D列車が到着するところ。
確かにちょっと迷った。この列車で上総中野まで行って、小湊鐵道に抜けて五井を目指す予定だったのだが...
迷った末に、今回も久我原駅で下車。
【2024年4月6日15時57分】 いすみ鉄道いすみ線・久我原駅
無人駅の入口にはサクラが植えられていて。
どんよりした空だが、何とか<サクラ鐵>な1枚も撮ることができて。
【2024年4月6日19時07分】 東京都中央区八重洲・バスターミナル東京八重洲
雨降る中を1 km少々歩いた先に「道の駅 たけゆらの里」。ここのベンチで1時間ほどを過ごして、バスターミナル東京八重洲ゆきの高速バス。
まぁ、渋滞で大幅に遅れるのは“想定の範囲内”。やはり、この日も1時間ほど遅れて八重洲に到着したのだった。(おわり)
…… ……
冒頭の話。
開封してみて、これまた、驚き???
仰々しく、偽造防止だろうか「税」の文字が浮かび上がるギンギラのシールまで貼られた書面。やはり、先日の相続税の件だったのだが...
税額が間違えていたそうで、その払い戻し、つまり還付。それが、ぬぁんと、徒歩で15分ほどのところの郵便局の名前が書かれており、しかも、その額は缶ジュースも買えない、ホント、小銭程度で。その郵便局は隣の駅の近くだが、片道の電車代の半額少々。う〜ん...
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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