2021/10/10 小湊キハ40-1臨時運行(12=最終回)突然のエピローグ
12時過ぎに解散。「キハ40 2が運用に入っていますので、ぜひ乗って、撮って...」とのことだったが、この日、<変態鉄>は急いでいた。

【2021年10月10日12時11分】 小湊鐵道・五井駅
キハ40 2は五井駅で折返し待ちしているところをスナップしただけ。結果的には、このまま小湊鐵道の1日フリーきっぷを買って、沿線で撮っていれば良かったのだろうが、それは結果論。まさか、この直後に...
ひたちなか海浜鉄道に向かうためである。五井駅から常磐線の勝田駅へ向かうには、いったん東京駅に戻って、という経路を想定していたが、実はそれより簡単に...
…… ……
2021年10月10日(日)曇り
この日、ひたちなか海浜鉄道でもイベントが行われていた。

【2021年6月17日14時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
何と言ってもその“目玉”はキハ205号車の運行。かつての水島臨海鉄道時代に冷房化され、ひたちなかに来てからワンマン化改造を施行されているとはいえ、国鉄キハ20形の最後の現役車でもあって。
日中は新型車と併結しての運転だが、夕方の1往復、那珂湊-勝田間の区間列車は、土休日ダイヤではコロナ禍による旅客減で今春のダイヤ改正で廃止になったが、これを1日だけ“復活”させる形で、キハ205号車単行が走ることになっていた。
お目当てはそれ。12時まで五井機関区の撮影会、そこから15時の勝田駅を目指すには...
調べてみると、それは可能だと分かって。
五井 12:20発 -(総武快速 第1166F列車)→ 12:56着 船橋
船橋 13:13発 -(東武アーバンパークライン急行)→ 13:32着 柏
柏 13:50発 -(常磐線 第63M列車 特急「ときわ63号」)→ 14:51着 勝田
である。常磐線の特急券が必要なのは<ケチ鉄>としては遺憾だが、これでキハ205号車の勇姿を撮ることができれば...

【2021年10月10日12時20分】 内房線・五井駅
撮影会が終了すると急ぎ足で五井駅へと戻ったのだった。小湊キハに後ろ髪を引かれる思いで内房線ホームへ。
向かいのホームで発車を待つキハ40形の姿をスナップしていると、12:20発の総武快速線直通の逗子ゆきはE217系編成。乗り込んだサハE217-2029号車の車内は比較的混雑していたが空席を見つけられて。
だが、この列車から何か妙な感じで。あまり詳細な車内放送をしない車掌さんだったので、よく分からなかったが、横須賀線内でのトラブルとして千葉駅でまとまった停車時間。
ちょっと遅れ気味で発車したことにヤキモキしながら...

【2021年10月10日13時05分】 東武アーバンパークライン・船橋駅
日曜日の昼時とあって船橋駅のコンコースは混雑しており。そういえば、いつも素通りばかりで船橋駅で改札を出たのは初めてだったかも。
隣接する東武線乗り場はすぐわかる訳で。1本前の各駅停車も間に合ったが、ここはスケジュール通りの急行電車に。

【2021年10月10日13時06分】 東武アーバンパークライン・船橋駅
コチラは懐かしい8000系電車での運転。
それにしても...
東武アーバンパークラインも、このとき「七里駅での車両点検」で列車に遅れが出ているということで。柏駅での乗換えは多少、時間に余裕があるが、やはり、ちょっとドキドキ。
幸い、船橋側の電車の運転には大きな影響は出ていないみたいで、わずかな乗客を乗せて急行電車は定刻で発車。
船橋市内は複線高架区間、かってに“長大ローカル線”と思っていたのだが、東武アーバンパークラインは都市型路線で。とはいえ、塚田駅辺りから沿線には畑が広がるようになって。梨園だろうか??
鎌ケ谷市内に入れば再び住宅地を高架で。スカイツリーラインの電車が見えてくれば柏駅。スイッチバック式のターミナル駅である。
東武アーバンパークラインに乗ったのは、これが初めて。船橋と柏をショートカットできるルートとして非常に有用な路線だと気づいたのである。
でも...
ここで、状況がおかしいことに気づいて。

【2021年10月10日13時37分】 常磐線・柏駅
常磐線の改札口のところに人だかりができていて。LED式の発車案内標が消えており。それで察したのである。とはいえ、最初は人身事故かと思った。
停電の影響で各駅停車(メトロ千代田線直通)も快速(中距離電車)も全面的に運転を見合わせているとのことで。う~~ん。
「どうするか??」
各駅停車は再開できそう...というアナウンス。でも、中距離電車の発車案内はないまま。
これでは「ときわ63号」が、いつやってくるかも分からない。ようやく、30分以上遅れて土浦ゆきが運転再開すると。

【2021年10月10日14時22分】 常磐線・土浦駅
もう、とりあえず「行けるところまで行くしかない」と。土浦ゆきに乗り込んだのである。
でも...
土浦駅に着くと下り電車の接続はないとのことで。案内も二転三転して、でも、とにかく後続の水戸・勝田方面の電車は、1時間以上かかって15時前後になると分かって。
でも、それに乗ったのでは、どうしてもキハ205号車の時刻に間に合わず。勝田駅に到着したところを駅撮りしても...
上りの上野方面は徐々に運転を再開していたので、しばらく待って、14:43頃の快速・品川ゆきに。クハE531-1号車、なぜかトップナンバーに恵まれる日。
朝の総武快速に続いて、こちらもトップナンバー車に乗車。15:00頃、龍ケ崎市駅付近で初めて下り電車とすれ違い、藤代駅を過ぎたところで、乗車予定だった「ときわ63号」と思しき特急列車とすれ違ったのだった。
五井ではドン曇りだった空は、いつの間にか青空に変わっており。
何だか思いっきり遠回りして疲れただけ。イライラの絶頂のまま帰宅したのだった。そして、ニュースでJRの蕨変電所の火災で首都圏のJRは全線で大幅な乱れが出ていたと。

一番、影響が大きかった京浜東北線の駅頭で大はしゃぎしているリポーターたち、そんなTVのニュースを視る気も失せて、N※Kにしてみたら、ぬぁんと、キャンディーズのコンサート映像が。
大人しく帰宅して、キャンディーズのコンサートを視ながらゴロゴロしていた方が良かった。やっぱり、蘭ちゃんが一番。 あぁ... (おわり)
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。

にほんブログ村
【2021年10月10日12時11分】 小湊鐵道・五井駅
キハ40 2は五井駅で折返し待ちしているところをスナップしただけ。結果的には、このまま小湊鐵道の1日フリーきっぷを買って、沿線で撮っていれば良かったのだろうが、それは結果論。まさか、この直後に...
ひたちなか海浜鉄道に向かうためである。五井駅から常磐線の勝田駅へ向かうには、いったん東京駅に戻って、という経路を想定していたが、実はそれより簡単に...
…… ……
2021年10月10日(日)曇り
この日、ひたちなか海浜鉄道でもイベントが行われていた。
【2021年6月17日14時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
何と言ってもその“目玉”はキハ205号車の運行。かつての水島臨海鉄道時代に冷房化され、ひたちなかに来てからワンマン化改造を施行されているとはいえ、国鉄キハ20形の最後の現役車でもあって。
日中は新型車と併結しての運転だが、夕方の1往復、那珂湊-勝田間の区間列車は、土休日ダイヤではコロナ禍による旅客減で今春のダイヤ改正で廃止になったが、これを1日だけ“復活”させる形で、キハ205号車単行が走ることになっていた。
お目当てはそれ。12時まで五井機関区の撮影会、そこから15時の勝田駅を目指すには...
調べてみると、それは可能だと分かって。
五井 12:20発 -(総武快速 第1166F列車)→ 12:56着 船橋
船橋 13:13発 -(東武アーバンパークライン急行)→ 13:32着 柏
柏 13:50発 -(常磐線 第63M列車 特急「ときわ63号」)→ 14:51着 勝田
である。常磐線の特急券が必要なのは<ケチ鉄>としては遺憾だが、これでキハ205号車の勇姿を撮ることができれば...
【2021年10月10日12時20分】 内房線・五井駅
撮影会が終了すると急ぎ足で五井駅へと戻ったのだった。小湊キハに後ろ髪を引かれる思いで内房線ホームへ。
向かいのホームで発車を待つキハ40形の姿をスナップしていると、12:20発の総武快速線直通の逗子ゆきはE217系編成。乗り込んだサハE217-2029号車の車内は比較的混雑していたが空席を見つけられて。
だが、この列車から何か妙な感じで。あまり詳細な車内放送をしない車掌さんだったので、よく分からなかったが、横須賀線内でのトラブルとして千葉駅でまとまった停車時間。
ちょっと遅れ気味で発車したことにヤキモキしながら...
【2021年10月10日13時05分】 東武アーバンパークライン・船橋駅
日曜日の昼時とあって船橋駅のコンコースは混雑しており。そういえば、いつも素通りばかりで船橋駅で改札を出たのは初めてだったかも。
隣接する東武線乗り場はすぐわかる訳で。1本前の各駅停車も間に合ったが、ここはスケジュール通りの急行電車に。
【2021年10月10日13時06分】 東武アーバンパークライン・船橋駅
コチラは懐かしい8000系電車での運転。
それにしても...
東武アーバンパークラインも、このとき「七里駅での車両点検」で列車に遅れが出ているということで。柏駅での乗換えは多少、時間に余裕があるが、やはり、ちょっとドキドキ。
幸い、船橋側の電車の運転には大きな影響は出ていないみたいで、わずかな乗客を乗せて急行電車は定刻で発車。
船橋市内は複線高架区間、かってに“長大ローカル線”と思っていたのだが、東武アーバンパークラインは都市型路線で。とはいえ、塚田駅辺りから沿線には畑が広がるようになって。梨園だろうか??
鎌ケ谷市内に入れば再び住宅地を高架で。スカイツリーラインの電車が見えてくれば柏駅。スイッチバック式のターミナル駅である。
東武アーバンパークラインに乗ったのは、これが初めて。船橋と柏をショートカットできるルートとして非常に有用な路線だと気づいたのである。
でも...
ここで、状況がおかしいことに気づいて。
【2021年10月10日13時37分】 常磐線・柏駅
常磐線の改札口のところに人だかりができていて。LED式の発車案内標が消えており。それで察したのである。とはいえ、最初は人身事故かと思った。
停電の影響で各駅停車(メトロ千代田線直通)も快速(中距離電車)も全面的に運転を見合わせているとのことで。う~~ん。
「どうするか??」
各駅停車は再開できそう...というアナウンス。でも、中距離電車の発車案内はないまま。
これでは「ときわ63号」が、いつやってくるかも分からない。ようやく、30分以上遅れて土浦ゆきが運転再開すると。
【2021年10月10日14時22分】 常磐線・土浦駅
もう、とりあえず「行けるところまで行くしかない」と。土浦ゆきに乗り込んだのである。
でも...
土浦駅に着くと下り電車の接続はないとのことで。案内も二転三転して、でも、とにかく後続の水戸・勝田方面の電車は、1時間以上かかって15時前後になると分かって。
でも、それに乗ったのでは、どうしてもキハ205号車の時刻に間に合わず。勝田駅に到着したところを駅撮りしても...
上りの上野方面は徐々に運転を再開していたので、しばらく待って、14:43頃の快速・品川ゆきに。クハE531-1号車、なぜかトップナンバーに恵まれる日。
朝の総武快速に続いて、こちらもトップナンバー車に乗車。15:00頃、龍ケ崎市駅付近で初めて下り電車とすれ違い、藤代駅を過ぎたところで、乗車予定だった「ときわ63号」と思しき特急列車とすれ違ったのだった。
五井ではドン曇りだった空は、いつの間にか青空に変わっており。
何だか思いっきり遠回りして疲れただけ。イライラの絶頂のまま帰宅したのだった。そして、ニュースでJRの蕨変電所の火災で首都圏のJRは全線で大幅な乱れが出ていたと。
一番、影響が大きかった京浜東北線の駅頭で大はしゃぎしているリポーターたち、そんなTVのニュースを視る気も失せて、N※Kにしてみたら、ぬぁんと、キャンディーズのコンサート映像が。
大人しく帰宅して、キャンディーズのコンサートを視ながらゴロゴロしていた方が良かった。やっぱり、蘭ちゃんが一番。 あぁ... (おわり)
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。

にほんブログ村
この記事へのコメント