秋晴れの岳南電車を訪ねたが... 20211006(1)
澄みきった青空の下で写真を撮るのは、やはり、楽しい。今日の東京もすっきりと晴れ渡っている。でも、土曜日は仕事なのである。明日、日曜日が公休日ということになっているのだが、そちらは雨予報。
結局、新しく買った“EOS R6”を使う機会がないままなのである。11月3日に迫った「ことでんレトロ」のさよなら運行、ぶっつけ本番で撮るのは避けたくて。せめて試し撮りの機会は...
さて、もう3週間が経過してしまった。10月6日に岳南電車を訪れた時の話題。
ただし、午後の撮影データは業者に依頼しても復元できず、消失してしまったままである。そのため、13時過ぎのところで記事は“強制終了”となってしまう最悪の撮影記である。岳南電車を訪れるのが主目的ながら、その岳南電車の話題はあまり出てこない...という。
とはいえ、「がくてつ機関車ひろば」で撮った写真は無事だったのがせめてもの救いだろうか。

【2021年10月6日11時54分】 岳南電車・吉原駅
その岳南電車は東海道本線の吉原駅からスタートする。だから、東京から向かうなら三島駅まで新幹線、ここで東海道線の普通電車に乗り換える...のが<鉄>として当然の判断。でも...
…… ……
2021年10月6日(水)晴れ
5:30に起床して6:30の井の頭線に乗る。そして、新宿駅から中央線快速で東京駅に向かう...これは、いつものパターン通り。そう、大多喜に向かう高速バスに乗る時と同じパターンである。

【2021年10月6日7時13分】 中央線・東京駅
でも、ちょっとした違いが。それは中央線快速の電車。
仕事の関係で勤務中に中央線快速で移動する場面は時折、あるのだが...
そのときに出会っても、まさかカメラで...というわけにはいかず。銀色にオレンジ帯は変わらなくても、これ中央線快速のレア車。車内もドア上にあるのが2分割のLCD画面ではなく、3色LEDのスクロール表示だけ。
車体も裾絞りのない細身のボディ。209系1000番台車が2編成だけ、帯色をエメラルドグリーンからオレンジ色に変えて中央線を走っているのである。
たぶん、グリーン車連結に伴うトイレ取り付け改造などで、本来のE233系が足りなくなるから...だと思うのだが、中央線快速でたった2編成だと、なかなか見かける機会がなく。東京駅に着いたら急遽、ホーム端まで歩いて行ってスナップした次第。

【2021年10月6日7時13分】 東京都千代田区丸の内・東京駅バス停
コンコースを歩く人は、だんだん増えてきた印象だが、それでも今までの普段の平日・朝7時半に比べたらかなり少な目で。八重洲口を出て、右に進めば高速バスのりばである。普段は目の前の外堀通りの向かい側にある京成バスのりばから勝浦線に乗り込むが...
この日は、大きな方。JR高速バス乗り場。発券カウンターで東名富士までの往復券(4,050円)を購入。復路は座席指定無しのものにして...
奇しくも大多喜に行く時と同じ「7:40発」。浜松駅ゆきの特急「東名ライナー201号」、発券カウンターでは座席の希望を聞いてくれるくらい、車内は余裕があって。

【2021年10月6日7時31分】 東京都千代田区丸の内・東京駅バス停
地下のコンビニでコーヒーを買って戻ってくれば、ちょうど1本前の7:30発の特急・名古屋ゆきが発車するところで。
そして、いよいよ7:40発の浜松駅ゆき。JR東海バスの車両での運転、車内は7~8名の乗客だっただろうか。
このバスで10時に「東名富士」バス停に着く。高速バスの停留所というのは、なかなか場所がイメージしにくいのだが...
岳南電車というのは富士市の中心部の、ちょっと東側を走っている。吉原本町駅から徒歩10分ほどのところに「吉原中央駅」と「駅」とつくバスターミナル(...といっても道路上にある「バス乗り場」という感じだが...)から、富士市役所などが程近く、富士市の中心部にあたる。
そこから徒歩20分くらいのところに東名高速道路の富士インターがあって、そこに併設される形で「東名富士」バス停がある。だから、東京から乗り換えなしで岳南電車へアクセスできる(でも、降りてから30分ほど歩く)のが、東名ハイウェイバスの「東名富士」バス停なのである。
在来線で行くより快適で、かつ、乗り換えが少ない手段がこの東名ハイウェイバスでのアクセス。ちなみに、「東名富士」バス停には客待ち中のタクシーを見かけるし、徒歩7~8分、大通り沿いに出たところにある「伝法1丁目」バス停から、その吉原中央駅まで路線バス(富士急静岡バス「大月線」)で5分ほど。
ということに直前になって気づいたのだった。(復路は「伝法1丁目」までバスで行ったが、その写真が消失してしまった)

東名向ヶ丘から、神奈川県内のバス停にこまめに停車していく。その神奈川県内のバス停相互間の短距離利用者がかなり多い印象だった。江田、綾瀬、伊勢原...と各バス停で数名ずつが乗降して。
ちなみに、その最初の「向ヶ丘」、小田急電車は向ケ丘(むこうがおか)遊園だが、バス停は「むかいがおか」である。
この朝は、このあたりから神奈川県内で自然渋滞が発生している...とのことで。横浜町田の手前でバスは停まってしまって。その後は「15分遅れ」とのこと。実はこの日、遅れるのではないかと自分が心配していたのは集中工事だったのだが、その前での渋滞である。
逆に工事区間は「右ルート」に限られていたが、意外と順調で。でも、遅れを引きずったまま足柄SAで休憩。9:28-9:38の10分間とのことで。

【2021年10月6日9時29分】 静岡県駿東郡小山町・足柄サービスエリア
急いでトイレを済ませて。
振り返ると...

【2021年10月6日9時34分】 静岡県駿東郡小山町・足柄サービスエリア
すでに神奈川県内を抜けて、この足柄SAは、静岡県内になる。よく晴れた青空の向こうには、そう、富士山がはっきりと見えている。
この大きさ。関東地方で見るのとはやはり違うのである。白地に青、そして、伝統のツバメのマークが入ったJRバスが2台並んでおり。自分が乗っていたのは左側のバス。
手前に停まっている2階建ての「スカニア」の方は、たぶん、東京-大阪の「グラン昼特急1号」だと思うのだが...

【2021年10月6日10時14分】 静岡県富士市伝法・東名富士バス停
足柄から30分ほどで、目的地・東名富士バス停に到着である。やはり、15分遅れ。10:15頃の到着となった。

【2021年10月6日11時14分】 静岡県富士市中央町・新通町公園
さぁ、ここから1時間以上かけて、寄り道しながら吉原本町駅へと向かったのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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結局、新しく買った“EOS R6”を使う機会がないままなのである。11月3日に迫った「ことでんレトロ」のさよなら運行、ぶっつけ本番で撮るのは避けたくて。せめて試し撮りの機会は...
さて、もう3週間が経過してしまった。10月6日に岳南電車を訪れた時の話題。
ただし、午後の撮影データは業者に依頼しても復元できず、消失してしまったままである。そのため、13時過ぎのところで記事は“強制終了”となってしまう最悪の撮影記である。岳南電車を訪れるのが主目的ながら、その岳南電車の話題はあまり出てこない...という。
とはいえ、「がくてつ機関車ひろば」で撮った写真は無事だったのがせめてもの救いだろうか。
【2021年10月6日11時54分】 岳南電車・吉原駅
その岳南電車は東海道本線の吉原駅からスタートする。だから、東京から向かうなら三島駅まで新幹線、ここで東海道線の普通電車に乗り換える...のが<鉄>として当然の判断。でも...
…… ……
2021年10月6日(水)晴れ
5:30に起床して6:30の井の頭線に乗る。そして、新宿駅から中央線快速で東京駅に向かう...これは、いつものパターン通り。そう、大多喜に向かう高速バスに乗る時と同じパターンである。
【2021年10月6日7時13分】 中央線・東京駅
でも、ちょっとした違いが。それは中央線快速の電車。
仕事の関係で勤務中に中央線快速で移動する場面は時折、あるのだが...
そのときに出会っても、まさかカメラで...というわけにはいかず。銀色にオレンジ帯は変わらなくても、これ中央線快速のレア車。車内もドア上にあるのが2分割のLCD画面ではなく、3色LEDのスクロール表示だけ。
車体も裾絞りのない細身のボディ。209系1000番台車が2編成だけ、帯色をエメラルドグリーンからオレンジ色に変えて中央線を走っているのである。
たぶん、グリーン車連結に伴うトイレ取り付け改造などで、本来のE233系が足りなくなるから...だと思うのだが、中央線快速でたった2編成だと、なかなか見かける機会がなく。東京駅に着いたら急遽、ホーム端まで歩いて行ってスナップした次第。
【2021年10月6日7時13分】 東京都千代田区丸の内・東京駅バス停
コンコースを歩く人は、だんだん増えてきた印象だが、それでも今までの普段の平日・朝7時半に比べたらかなり少な目で。八重洲口を出て、右に進めば高速バスのりばである。普段は目の前の外堀通りの向かい側にある京成バスのりばから勝浦線に乗り込むが...
この日は、大きな方。JR高速バス乗り場。発券カウンターで東名富士までの往復券(4,050円)を購入。復路は座席指定無しのものにして...
奇しくも大多喜に行く時と同じ「7:40発」。浜松駅ゆきの特急「東名ライナー201号」、発券カウンターでは座席の希望を聞いてくれるくらい、車内は余裕があって。
【2021年10月6日7時31分】 東京都千代田区丸の内・東京駅バス停
地下のコンビニでコーヒーを買って戻ってくれば、ちょうど1本前の7:30発の特急・名古屋ゆきが発車するところで。
そして、いよいよ7:40発の浜松駅ゆき。JR東海バスの車両での運転、車内は7~8名の乗客だっただろうか。
このバスで10時に「東名富士」バス停に着く。高速バスの停留所というのは、なかなか場所がイメージしにくいのだが...
岳南電車というのは富士市の中心部の、ちょっと東側を走っている。吉原本町駅から徒歩10分ほどのところに「吉原中央駅」と「駅」とつくバスターミナル(...といっても道路上にある「バス乗り場」という感じだが...)から、富士市役所などが程近く、富士市の中心部にあたる。
そこから徒歩20分くらいのところに東名高速道路の富士インターがあって、そこに併設される形で「東名富士」バス停がある。だから、東京から乗り換えなしで岳南電車へアクセスできる(でも、降りてから30分ほど歩く)のが、東名ハイウェイバスの「東名富士」バス停なのである。
在来線で行くより快適で、かつ、乗り換えが少ない手段がこの東名ハイウェイバスでのアクセス。ちなみに、「東名富士」バス停には客待ち中のタクシーを見かけるし、徒歩7~8分、大通り沿いに出たところにある「伝法1丁目」バス停から、その吉原中央駅まで路線バス(富士急静岡バス「大月線」)で5分ほど。
ということに直前になって気づいたのだった。(復路は「伝法1丁目」までバスで行ったが、その写真が消失してしまった)
東名向ヶ丘から、神奈川県内のバス停にこまめに停車していく。その神奈川県内のバス停相互間の短距離利用者がかなり多い印象だった。江田、綾瀬、伊勢原...と各バス停で数名ずつが乗降して。
ちなみに、その最初の「向ヶ丘」、小田急電車は向ケ丘(むこうがおか)遊園だが、バス停は「むかいがおか」である。
この朝は、このあたりから神奈川県内で自然渋滞が発生している...とのことで。横浜町田の手前でバスは停まってしまって。その後は「15分遅れ」とのこと。実はこの日、遅れるのではないかと自分が心配していたのは集中工事だったのだが、その前での渋滞である。
逆に工事区間は「右ルート」に限られていたが、意外と順調で。でも、遅れを引きずったまま足柄SAで休憩。9:28-9:38の10分間とのことで。
【2021年10月6日9時29分】 静岡県駿東郡小山町・足柄サービスエリア
急いでトイレを済ませて。
振り返ると...
【2021年10月6日9時34分】 静岡県駿東郡小山町・足柄サービスエリア
すでに神奈川県内を抜けて、この足柄SAは、静岡県内になる。よく晴れた青空の向こうには、そう、富士山がはっきりと見えている。
この大きさ。関東地方で見るのとはやはり違うのである。白地に青、そして、伝統のツバメのマークが入ったJRバスが2台並んでおり。自分が乗っていたのは左側のバス。
手前に停まっている2階建ての「スカニア」の方は、たぶん、東京-大阪の「グラン昼特急1号」だと思うのだが...
【2021年10月6日10時14分】 静岡県富士市伝法・東名富士バス停
足柄から30分ほどで、目的地・東名富士バス停に到着である。やはり、15分遅れ。10:15頃の到着となった。
【2021年10月6日11時14分】 静岡県富士市中央町・新通町公園
さぁ、ここから1時間以上かけて、寄り道しながら吉原本町駅へと向かったのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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この記事へのコメント
岳南電車も貨物廃止以降、インターネットを積極的に活用した観光客誘致策や多彩なイベントなど、面白い路線に変貌しているかと。決して、余裕はないのでしょうが、富士市中心部を走る路線でもあるので、日中でも地元の方の利用が多く地域の足として定着しており、今後の展開が楽しみになる路線だと感じた次第です。