阪堺「モ161号大規模修繕工事」竣工お披露目車庫撮影会(4)
また...、今週末も関東に台風が接近するようで。進路は東寄りになっているようで、いまのところ関東への直撃は避けられそうだが、既に金曜に暴風雨の予報も出ており。
東京よりも気になってしまうのは千葉県市原市の予報、7月の大雨で部分運休になっていた小湊鐵道、10月中旬にも全線復旧とのことだが...
この撮影会も台風で実施が直前まで...

【2021年9月19日10時46分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
幸い、当日は晴れ間も見られて。
普段、撮影記で「曇った方が光線状態や影の落ち方を気にしないで良いので気楽」などと書いてはいるものの、やはり、晴れカットは見ていても気持ちよいものである。
我孫子道車庫で行われた撮影会、四方からモ161号車を撮るのだが、順光側から撮る撮影タイムに合わせて陽が差してくれて。
まずは、南側、続いて東側からの撮影タイム。
…… ……
2021年9月19日(日)晴れ
1両の電車を撮る...というタイプの撮影会。角度を変えつつも、斜め前からの「形式写真」を撮り終えれば、あとは撮影者のセンスが問われる時間帯で。光線、背景...、アレコレ悩みながらシャッターを切り続けるわけだが。

【2021年9月19日10時28分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
正面がちに、両サイドの空間を少し...
こうすることで、ちょっと“車庫らしい”写真を目指してみたが。

【2021年9月19日10時30分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
最近の鉄道写真の流れとして、皆さん、とにかく低い姿勢で。カメラを地面に直接置いて撮っている方も増えた気がする。ローアングルで思いっきり見上げれば迫力のあるカットにはなるかも知れないが、四角い車体は台形に写る。
駅ホームでの撮影なら低い姿勢で撮るのは分かるが、最近の“みんなでローアングル”のような流れが何だかよくわからない。
そもそも膝が痛くて曲げるのが辛いのである。自分にとってのローアングルはコレが限界。
でも、これくらいまでだと思うのだが...
なぜ、これほどまでに台形歪みが有難がられるのか疑問でならない<変態鉄>なのである。

【2021年9月19日10時35分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
昭和初期の半鋼製電車である。簡単にザックリ言えば、車体の骨組みは鋼製だが内装などは木製で。この車両の特徴は木製のドア。今回、クラウドファンディングの資金で行われた修繕でも、このドアの交換というのが大きなテーマだったと聞く。
国産ケヤキ材で新たにつくられたドア、真新しいニス色のドアは、木目まで輝いていて。
車体の緑色とともに光の当たり方で色調がだいぶ変わって見えるような気がするのである。
だから、陽が差したときと翳ったときで撮り比べたり...

【2021年9月19日10時38分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
曇った瞬間に「チャンス到来!!」とばかりに逆光側サイドの斜め前からのカットも。
移動の時間を告げる担当者さんの声。
続いては東側からの撮影タイム。でも、ここが一番、難易度の高い方角で...
何といってもスペースの狭さ。線路ヨコの、いわゆる“犬走り”の分しかなくて。背後にはモ165号車やモ256号車などの廃車たちが背後を固めていて。普段なら細部を観察したり、この車両たちにカメラを向けるものだが...
人ひとりが通れるくらいの幅のところからの撮影。でも、自分も含めて皆さん、自然に一列に並んで順番に譲り合いながらの撮影となって。
車両全景を撮るなら、スペースの北端、ちょうど検修庫の前あたり。そう、モ161号車のパンタ側、天王寺側の顔の方から撮るのである。
ということは...

【2021年9月19日10時43分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そう、逆光になるのである。そして、そういうときに限って、自分の順番が回ってくるときには陽が差してくるもので。う~ん。
まずはとりあえず、その様子を撮って。やはり、顔が翳ってしまうのである。

【2021年9月19日10時48分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
ということで、皆さん、並んでいる撮影スペースを譲って、ちょっとばかり細部写真を。
台車は住友製鋼所製(KS45L)、たぶん、昭和初期の製造時からそう大きく変わっていないかと思う。
そんなことをしながら後ろの方で待っていたら、この場所からの撮影タイム終了間際になって、<変態鉄>に再びのチャンスが。

【2021年9月19日10時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
ようやく撮れたこのカットである。こちら側の顔は... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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東京よりも気になってしまうのは千葉県市原市の予報、7月の大雨で部分運休になっていた小湊鐵道、10月中旬にも全線復旧とのことだが...
この撮影会も台風で実施が直前まで...
【2021年9月19日10時46分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
幸い、当日は晴れ間も見られて。
普段、撮影記で「曇った方が光線状態や影の落ち方を気にしないで良いので気楽」などと書いてはいるものの、やはり、晴れカットは見ていても気持ちよいものである。
我孫子道車庫で行われた撮影会、四方からモ161号車を撮るのだが、順光側から撮る撮影タイムに合わせて陽が差してくれて。
まずは、南側、続いて東側からの撮影タイム。
…… ……
2021年9月19日(日)晴れ
1両の電車を撮る...というタイプの撮影会。角度を変えつつも、斜め前からの「形式写真」を撮り終えれば、あとは撮影者のセンスが問われる時間帯で。光線、背景...、アレコレ悩みながらシャッターを切り続けるわけだが。
【2021年9月19日10時28分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
正面がちに、両サイドの空間を少し...
こうすることで、ちょっと“車庫らしい”写真を目指してみたが。
【2021年9月19日10時30分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
最近の鉄道写真の流れとして、皆さん、とにかく低い姿勢で。カメラを地面に直接置いて撮っている方も増えた気がする。ローアングルで思いっきり見上げれば迫力のあるカットにはなるかも知れないが、四角い車体は台形に写る。
駅ホームでの撮影なら低い姿勢で撮るのは分かるが、最近の“みんなでローアングル”のような流れが何だかよくわからない。
そもそも膝が痛くて曲げるのが辛いのである。自分にとってのローアングルはコレが限界。
でも、これくらいまでだと思うのだが...
なぜ、これほどまでに台形歪みが有難がられるのか疑問でならない<変態鉄>なのである。
【2021年9月19日10時35分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
昭和初期の半鋼製電車である。簡単にザックリ言えば、車体の骨組みは鋼製だが内装などは木製で。この車両の特徴は木製のドア。今回、クラウドファンディングの資金で行われた修繕でも、このドアの交換というのが大きなテーマだったと聞く。
国産ケヤキ材で新たにつくられたドア、真新しいニス色のドアは、木目まで輝いていて。
車体の緑色とともに光の当たり方で色調がだいぶ変わって見えるような気がするのである。
だから、陽が差したときと翳ったときで撮り比べたり...
【2021年9月19日10時38分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
曇った瞬間に「チャンス到来!!」とばかりに逆光側サイドの斜め前からのカットも。
移動の時間を告げる担当者さんの声。
続いては東側からの撮影タイム。でも、ここが一番、難易度の高い方角で...
何といってもスペースの狭さ。線路ヨコの、いわゆる“犬走り”の分しかなくて。背後にはモ165号車やモ256号車などの廃車たちが背後を固めていて。普段なら細部を観察したり、この車両たちにカメラを向けるものだが...
人ひとりが通れるくらいの幅のところからの撮影。でも、自分も含めて皆さん、自然に一列に並んで順番に譲り合いながらの撮影となって。
車両全景を撮るなら、スペースの北端、ちょうど検修庫の前あたり。そう、モ161号車のパンタ側、天王寺側の顔の方から撮るのである。
ということは...
【2021年9月19日10時43分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そう、逆光になるのである。そして、そういうときに限って、自分の順番が回ってくるときには陽が差してくるもので。う~ん。
まずはとりあえず、その様子を撮って。やはり、顔が翳ってしまうのである。
【2021年9月19日10時48分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
ということで、皆さん、並んでいる撮影スペースを譲って、ちょっとばかり細部写真を。
台車は住友製鋼所製(KS45L)、たぶん、昭和初期の製造時からそう大きく変わっていないかと思う。
そんなことをしながら後ろの方で待っていたら、この場所からの撮影タイム終了間際になって、<変態鉄>に再びのチャンスが。
【2021年9月19日10時54分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
ようやく撮れたこのカットである。こちら側の顔は... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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