秋の房総のキハたちを (1-5) 小湊鐵道20201024 五井機関区撮影会 [4]
いつの間にか...
11月も終わりである。もう師走...2020年は、例年以上に、まさに駆け抜けていく
ような感じで。自分も40年以上生きてきて、こんな経験をするのも初めて...
ということだらけだった。仕事面でのその“余波”はまだまだ続いている。
もちろん、趣味活動にも辛い時期が長かった。
そして、年末を迎え、仕事が忙しい中でも趣味活動にも少しずつ...と思っていた
矢先にこの状況である。毎日、通っている渋谷も新宿の街も深夜帯以外は
あまり目立って人が減ったような感じはなく。
それにしても...
TV報道を視ていると、「“Go To”を止めろ、“Go To”を止めろ」の大合唱。
でも、その同じ番組でもCMを挟めば、あそこの紅葉がキレイだ、何のイベントが
行われる...と行楽の話題を照会していて。
挙げ句の果てには、「飲食店が大変なことになる」と。
何だか“白と聞けば黒と言い、黒と聞けば白という”的な。煽るだけ煽って
「大変だぁ、大変だぁ」と騒ぎ立てているようにしか見えないのだが...
せっかく聞きたいような内容が出てきた場面で、実に下らない低レベルな質問を
して話を混ぜ返すだけの司会者というのが...“メインMC”というのだろうか...
自分がTV番組を視たくなくなるのは、そういうことも大きな原因のような。
さてさて。

【2020年10月24日10時15分】 小湊鐵道・五井機関区
引き続き、10月24日の小湊鐵道五井機関区撮影会の話題。
当日の撮影データを見直してみると、実は車輌の写真が少ない...という不思議な
展開になっていたのである。
…… ……
2020年10月24日(土)晴れ
“当たり前”かも知れないが、この日、自分以外の多くの参加者が注目していた
のは、キハ40形だった。

【2020年10月24日10時11分】 小湊鐵道・五井機関区
「“キハ40形が来た”ということ自体、まだ未公表の情報なので...」
ドッと笑いが起こるわけだが、でも、この車輌に関することの詳細はまだ
秘密のベールに隠されているところもあるわけで。
ヨンマルが五井に来て以来、自分がこの車内を見学するのは2度目。
基本的には変わっておらず。
まだ只見線時代のまま。

【2020年10月24日9時56分】 小湊鐵道・五井機関区
それは、いつも通りの運転台も。
こちらもまだ東北地方時代の注意書きなどが残されているのである。

【2020年10月24日10時18分】 小湊鐵道・五井機関区
この4人掛けボックスシートが並ぶ車内。こちらは、どうやらこのままデビューする
可能性が高いみたいで...
お隣、いすみ鉄道の“レストラン・キハ”ではないが、仮設テーブルを置けば
いまはキハ200形で行っている「懐石料理列車」なども、この車輌が使用可能に
なるのではなかろうか。

【2020年10月24日10時06分】 小湊鐵道・五井機関区
この日、チビッコ参加者が大喜びだったのは、只見線時代に使用されていた
半自動ドア押しボタンが(ドア開閉には連動させずに)電源は入っていて。
「開」「閉」ボタンを押すと「ぶーーーっ」というブザー音が鳴るように
なっていた。たまに五井駅停車中などに三方コックで(?)、ドアを手動で閉めて
ドアは手動扱いになって停車しているときがあるが、基本的に、小湊鐵道は、
ドアを自動にしていたはず。「半自動ドア」は使われるのだろうか??
このあたりも気になるところ。

【2020年10月24日10時12分】 小湊鐵道・五井機関区
やはり、車外からはコチラも。
最上段はまもなく取り外される(であろう)「JR東日本」。前所有者名である。
「宇都宮 富士重工 昭和54年」、つまり、スバルである。
長らく国鉄のディーゼル動車の主要製造メーカーだったわけで。
最下段の「郡山工場 平成3年改造」の銘板は冷房化改造だろうか。
そんな様子を観察して...

【2020年10月24日10時11分】 小湊鐵道・五井機関区
キハ40形とキハ5800号車の停車しているところの隣は工場の...
まさに作業場、という感じの古い建物。

【2020年10月24日10時09分】 小湊鐵道・五井機関区
「ここは100年以上、変わっていない...」
蒸気機関車時代から変わらない建物なのだそうだ。
車輌と同じくらいか、それに勝るとも劣らぬ、素晴らしい鉄道情景が残っている。

【2020年10月24日10時08分】 小湊鐵道・五井機関区
払い下げも含めて、こういう古典蒸機...舶来の機関車たちが現役で走り回って
いた時代から、ここで車輌のメンテナンス作業が行われていた。
「昔は、ここに炉があって...」
必要な部品は場合によっては鉄を溶かして...この工場内で当時の技術陣が
時前で製作することも多かったのだとか。
後に、その炉はなくなったが、それでもこの建物は変わることなく。

【2020年10月24日10時14分】 小湊鐵道・五井機関区
そんな連綿と受け継がれてきた工場スタッフの技術を、いまの若い世代の社員に
どのように伝えていくかと言うことが課題であるという趣旨のお話を
伺ったのだった。
奥の深い...たった1時間半の撮影会では到底、撮り尽くすことのできない
この五井駅の向かい側には、深い深い世界が広がっていることを実感した
<変態鉄>だったのである。
3班に分かれて、キハ40形、キハ5800号、工場建屋内とキハ3並び撮影会の
3つのメニューがこれで終了...というところで、自分のいるグループに対して
集合するように指示が下ったのである。
まさかの... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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11月も終わりである。もう師走...2020年は、例年以上に、まさに駆け抜けていく
ような感じで。自分も40年以上生きてきて、こんな経験をするのも初めて...
ということだらけだった。仕事面でのその“余波”はまだまだ続いている。
もちろん、趣味活動にも辛い時期が長かった。
そして、年末を迎え、仕事が忙しい中でも趣味活動にも少しずつ...と思っていた
矢先にこの状況である。毎日、通っている渋谷も新宿の街も深夜帯以外は
あまり目立って人が減ったような感じはなく。
それにしても...
TV報道を視ていると、「“Go To”を止めろ、“Go To”を止めろ」の大合唱。
でも、その同じ番組でもCMを挟めば、あそこの紅葉がキレイだ、何のイベントが
行われる...と行楽の話題を照会していて。
挙げ句の果てには、「飲食店が大変なことになる」と。
何だか“白と聞けば黒と言い、黒と聞けば白という”的な。煽るだけ煽って
「大変だぁ、大変だぁ」と騒ぎ立てているようにしか見えないのだが...
せっかく聞きたいような内容が出てきた場面で、実に下らない低レベルな質問を
して話を混ぜ返すだけの司会者というのが...“メインMC”というのだろうか...
自分がTV番組を視たくなくなるのは、そういうことも大きな原因のような。
さてさて。
【2020年10月24日10時15分】 小湊鐵道・五井機関区
引き続き、10月24日の小湊鐵道五井機関区撮影会の話題。
当日の撮影データを見直してみると、実は車輌の写真が少ない...という不思議な
展開になっていたのである。
…… ……
2020年10月24日(土)晴れ
“当たり前”かも知れないが、この日、自分以外の多くの参加者が注目していた
のは、キハ40形だった。
【2020年10月24日10時11分】 小湊鐵道・五井機関区
「“キハ40形が来た”ということ自体、まだ未公表の情報なので...」
ドッと笑いが起こるわけだが、でも、この車輌に関することの詳細はまだ
秘密のベールに隠されているところもあるわけで。
ヨンマルが五井に来て以来、自分がこの車内を見学するのは2度目。
基本的には変わっておらず。
まだ只見線時代のまま。
【2020年10月24日9時56分】 小湊鐵道・五井機関区
それは、いつも通りの運転台も。
こちらもまだ東北地方時代の注意書きなどが残されているのである。
【2020年10月24日10時18分】 小湊鐵道・五井機関区
この4人掛けボックスシートが並ぶ車内。こちらは、どうやらこのままデビューする
可能性が高いみたいで...
お隣、いすみ鉄道の“レストラン・キハ”ではないが、仮設テーブルを置けば
いまはキハ200形で行っている「懐石料理列車」なども、この車輌が使用可能に
なるのではなかろうか。
【2020年10月24日10時06分】 小湊鐵道・五井機関区
この日、チビッコ参加者が大喜びだったのは、只見線時代に使用されていた
半自動ドア押しボタンが(ドア開閉には連動させずに)電源は入っていて。
「開」「閉」ボタンを押すと「ぶーーーっ」というブザー音が鳴るように
なっていた。たまに五井駅停車中などに三方コックで(?)、ドアを手動で閉めて
ドアは手動扱いになって停車しているときがあるが、基本的に、小湊鐵道は、
ドアを自動にしていたはず。「半自動ドア」は使われるのだろうか??
このあたりも気になるところ。
【2020年10月24日10時12分】 小湊鐵道・五井機関区
やはり、車外からはコチラも。
最上段はまもなく取り外される(であろう)「JR東日本」。前所有者名である。
「宇都宮 富士重工 昭和54年」、つまり、スバルである。
長らく国鉄のディーゼル動車の主要製造メーカーだったわけで。
最下段の「郡山工場 平成3年改造」の銘板は冷房化改造だろうか。
そんな様子を観察して...
【2020年10月24日10時11分】 小湊鐵道・五井機関区
キハ40形とキハ5800号車の停車しているところの隣は工場の...
まさに作業場、という感じの古い建物。
【2020年10月24日10時09分】 小湊鐵道・五井機関区
「ここは100年以上、変わっていない...」
蒸気機関車時代から変わらない建物なのだそうだ。
車輌と同じくらいか、それに勝るとも劣らぬ、素晴らしい鉄道情景が残っている。
【2020年10月24日10時08分】 小湊鐵道・五井機関区
払い下げも含めて、こういう古典蒸機...舶来の機関車たちが現役で走り回って
いた時代から、ここで車輌のメンテナンス作業が行われていた。
「昔は、ここに炉があって...」
必要な部品は場合によっては鉄を溶かして...この工場内で当時の技術陣が
時前で製作することも多かったのだとか。
後に、その炉はなくなったが、それでもこの建物は変わることなく。
【2020年10月24日10時14分】 小湊鐵道・五井機関区
そんな連綿と受け継がれてきた工場スタッフの技術を、いまの若い世代の社員に
どのように伝えていくかと言うことが課題であるという趣旨のお話を
伺ったのだった。
奥の深い...たった1時間半の撮影会では到底、撮り尽くすことのできない
この五井駅の向かい側には、深い深い世界が広がっていることを実感した
<変態鉄>だったのである。
3班に分かれて、キハ40形、キハ5800号、工場建屋内とキハ3並び撮影会の
3つのメニューがこれで終了...というところで、自分のいるグループに対して
集合するように指示が下ったのである。
まさかの... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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